どうも〜。
台湾在住のryoです。
やっと金曜日です。この日をどんだけ心待ちにしていたことか。
今、10月なんですが年に2番目に忙しい時期です。仕事とても辛いです(笑)。
今日は台湾の会社で管理職として働いている私が、4年間働いた経験から「台湾でマネージャーやるの辛すぎ」と思う3つの愚痴をだらだらと書いていきます(笑)。
「台湾への駐在が決まったんだよね」
「中華圏での就職を考えています」
「同僚や部下が中国人(以下、大陸・香港・台湾など中華圏の人を含めます)だけど、どうもうまく指導できないんだよなあ」という悩みがある方には共感していただけるかもしれません。
それでは、どうぞ〜。
台湾人と働くの大変すぎるんだけど
自分の権利主張しすぎ
労働法に定められている労働者の権利を、会社が認めている範囲でとにかく主張してきます。
一緒に働いている上司や、同僚に対しての「遠慮」ももちろんないです。
別に遠慮してストレスためなくてもいいんですけど、「あ、そう(苦笑)」って思うことが多いです。
例えば…
台湾人部下「明日生理休暇申請したのでシステムの許可ボタン押しといてね〜。(きちんとした敬語がないので中国語で言われるとこんな感じの雰囲気)」
私「え?うん…。」
いや別にいいけどさ、これ体調が悪い人のための生理休暇なんですけど。ピンピンしてるやん?
あとは…
台湾人部下「あ!今日30分残業するつもりだから、今残業許可の認証して!(うちの会社では当日に残業申請しないと認めない仕組み)」
私「あ、ハイ…。」
今私めっちゃ忙しいんだけど。30分の残業を今こんなギリギリになって申請するか?
私なりのストレスためない解決策
言われるがままにやる。別に自分のお金が飛ぶわけじゃないし。
それで部下の日々のストレスがたまって(いつも30分サービス残業してる!って思いながら働いてほしくはない)辞められたら困るし自分のせいになるので。
労働法と会社の基準に定められた範囲で行動しているし、ズルさえしなければいいやと思ってます。
注:これから台湾に支社を作ることを検討している場合、遅刻や私情での休みに対して給与から差し引く社内ルールを決めて置いた方が良いです。
これで遅刻や休みが確実に減ります。
日系ではこのルールを作らず、後から困っている管理職の方をよく見かけますが台湾系では遅刻すると給与が減る仕組みになってますよ〜。
仕事の内容に線引きしすぎ
新しい人材の面接をして、採用が決まるとマネージャーはその人材に対してやるべき業務の説明をします。(勿論期待していること、担当してほしい業務は伝えるけど、この業務=給与、と契約書に記載されているわけではない。)
でも、台湾人は仕事の内容に線を引きたがりますね〜。
例…
私「あっ、アレ〇〇から持ってきて4つに分けて〇〇さんに送っておいてもらえる?」
部下「…はぁい(その場では何も言わない)」
その後LINEにて…
部下「これって〇〇さんの仕事ですよね?彼女XXも終わってないし、尻拭いしているみたいで気分悪いです。」
私「そう。ごめんね」
これしょっちゅうあるなあ。
台湾人は、任された仕事や、自分のやるべき仕事に関しては責任を持って取り組むことが多いのですが決してイェスマンではない。
自分のキャパを超えると、パニクるし、露骨に不満そうな顔になる。
「これは自分がやるべき仕事なんですか?」と当たり前に言ってくるが、定時にはきっちり帰る。
定時以降はプライベートな時間だもんね。それは正しいし文句は言わないけれど、「与えられた仕事をどう効率よくやるかを考えて実行しようとする姿」が見たいなあ。
私なりのストレスためない解決策
仕事には、あの人にも関係してない、この人にも直接関係がない、だけどやらなくてはいけない「雑務」が存在しますよね。
これをどうやったら自主的にやってくれるのか。
少し前までは自分でやってしまっていたんですが、これは一番よくないことだと気づき。
組織の中で出来るだけやる気と能力のある1〜2人に、給与とポジションで差をつけて、他の人より責任感を持ってもらうことで、やってもらうことに。さらにはみんな平等ではなくて、1〜2人のリーダーを作り、その下にさらにアシスタントスタッフをつける。
私から指示するのは、その1〜2人だけ。
毎日やっていることは「仕事」ではなくて、「人とのコミュニケーション」だと思う。まじ大変
最後に
はー辛い。非常に大変です。とっても忙しいです。
だけど一番辛いときに辞めるのは私は好きではないので、これを乗り越えてから次の道を考えたいと思います。
では、また〜。
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