こんにちは!
台湾在住のryo(ryo_lfmp)です。
先日、仕事で初めてベトナムに行く機会がありました。
これまで
「ベトナムって、台湾在住の日友からもかなり評判がいいんだよな~。おしゃれカフェにも困らない上に、物価も物凄く安いって聞く。いってみたいなぁ」くらいにしか思ってなく
正直ベトナムのことを全然知りませんでした。
ベトナムの地に着いてから、初めて知ることがたくさんあって・・・いろいろと調べてみました。
すると、ベトナムのことを調べる前と後では、調べた後のほうが圧倒的にベトナムを楽しめたんです。
なので、このページでは、初めてベトナムに行かれる日本人向けに
「ベトナム旅行の基本情報」を読みやすくさくっと、まとめていきたいと思います。
ベトナムに行くまえに読むだけで、現地の理解が深まって、旅が楽しくなるような記事にします!
それでは、どうぞっ。
ベトナムってどこにある?日本や台湾からの飛行時間はどれくらい?
ベトナムは、東南アジアの東側、海沿いに細長~く広がっている国。
北の大都市ハノイは、中国南部の昆明省や中国のリゾート離島「海南島」に囲まれており、
中部ではラオス、
南部の大都市ホーチミンでは、カンボジアとも隣接しています。
東京(日本)から首都のハノイへは、1日5本ほど便が飛んでおり、飛行時間は5時間40分ほど。
ホーチミンへは、1日6便、飛行時間は6時間10分です。
私が住む台北からホーチミンまでは3時間半程度だったので・・・やっぱり、日本からだとちょっと距離がありますねー。
(個人的に飛行時間が4時間以内だと近隣国、5時間以上だと中距離、7時間以上だと長距離って感じがします。)
ベトナムの大きさと人口はどれくらい?将来性はあるの?
北から南にほそなが~く伸びるベトナムの面積は331,210 km²(33万平方キロ)と、日本の37万平方キロと比べると、少しだけ小さいです。
勝手に大きくない国だと思っていましたが、面積は日本とそう変わらないし私が住む台湾よりもずっと広いんですね!
ちなみに人口は、2017年の統計によれば約9,370万人とのことで
これまた総人口1億2000万人の日本と比べると8割程度の人口になっています。
人口密度は日本とほとんど変わらないですね。
日本と明らかに異なるのは、人口ピラミッドの統計かな。
ゼロ歳から30歳までの子供や働き盛りの若者が明らかに多く、
数少ないお年寄りを、若者が支えているという理想の人口図になっています。
未来を生きる若者が多ければ多いほど、将来性のある国だな~と思ってしまいます。
ちなみに日本の人口ピラミッドも気になったので調べてみました。
私が住む台湾もあとを追っかける形です。
しかし台湾は国民の経済的な不安などから、出生率が1.13%と世界で3番目に低いのです。
超高齢社会が心配されている日本よりも、ずっと悲惨な状況なんですよ。
でも、台湾が成熟すればするほど、若者は「子供ほしくない」って思ってる。
日本も台湾も子供育てづらそうだし、っていうか何より自分のことで手一杯っ・・・。
ベトナムの公用語は?ベトナム語の簡単な挨拶を覚えてみよう!
ベトナムがフランスの統治下にあったことは有名ですが、現在の公用語はもちろん「ベトナム語」
発音が6音あるといわれているので、話し方に抑揚があってとってもかわいらしいですよね。
中国語が4声で、それですらかなり難しいのに、6声って相当覚えるのが大変そうです。
だけど、基本的な挨拶だけは覚えておきたいな!と思ったので
の2つを覚えて帰りました。
「カムオン(ありがとう)」と声をかけると、みな笑顔でやさしくしてくれたのがとってもうれしかったです。
政治的な問題で注意しておくことはある?
日本人の旅行先としてもポピュラーで、ビジネスで訪れる人も多いベトナムですが、実は「社会主義国」なのをご存知でしょうか?
社会主義とは、簡単にいうと「ひとりだけがビジネスで成功してお金儲けするなんて反対~!貧富の差なんて無くして、国民はみんな同じレベルで平等に暮らしていくべきでしょう」っていう考え方。
社会主義国は、基本的にこの社会主義の考え方を推奨しているので
「土地」は、政府のものだし、政府は「共産党」の一党のみ。
社会主義国は、今現在ベトナムのほかに、中国、北朝鮮、ラオス、キューバがありますね。
こうしてみると、すごい国の面々・・・ベトナムだけ社会主義国と忘れてしまうほど、ほのぼのしたイメージだ・・。
とはいっても、一応社会主義国として「言論・思想統制(好き勝手言ったり、過激な左翼思想を持ったらだめよ~)」はゴリゴリにあるみたいなので
政治の悪口を言ったり、安易にネットに書き込みしたり、ベトナム人に何か意見を言わせたりしないように気をつけないとですね。
日本人がベトナムに行くのにビザは必要?
現時点(2019年5月)で、日本人がベトナムに行くのに、15日以内であればビザは必要ありません。
ですが、ベトナムを出てからまた30日以内に再入国する場合には、ビザが必要になりますので注意が必要です!
もし30日以内にまたベトナムに行くことになり、ビザの申請が必要になった場合は
またブログに申請方法など記録していきますね~!
ベトナムの通貨「ドン」ってゼロが多すぎ!どう計算すれば一番わかりやすい?
ベトナムでは、「ドン」が流通していますが、とにかくゼロが多いんですよね。笑
レストランのメニューは、こんなかんじ。
ゼロが多くて高いんだか安いんだかわからないですよね。
10,000ドン(1万ドン)=約50円なので
ベトナムの決済事情!カードやGrab Payは使えるの?
Grab App
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東南アジアといえば、Uberを回収したGrabが有名ですが、
GrabにはGrab Payという決済アプリがあります。
私もGrabが広く普及されるようになってから初めて東南アジアを旅したので、今回ダウンロードしてみたのですがGrab Payが使えるお店はホーチミン市内でも多くありませんでした。
ベトナム人スタッフに聞くところ、まだほとんどが現金使用とのこと。
これだけ「ベトナムドン(通貨)」が大きくて現金使うのが大変なので、スマホ決済がこれからどんどん主流になっていくのではないかと思います。
ベトナムの首都ってどこ?ベトナムの2大都会「ハノイ」と「ホーチミン」ってどんな街?治安は?
ベトナムの首都は、北部の「ハノイ」です。
あれ?ホーチミンのほうが人口も多いし、外資も多く栄えているのになぜ首都じゃないの?と思っていたのですが
わかりやすくたとえると、「ハノイ=北京、ホーチミン=上海」というように機能しているようです。
よって、ハノイは首都であり、政府機関でもあるのですが、南のホーチミンのほうが海外企業の進出が多く、経済的には自由!というような状況です。
(ハノイが北京的役割で、ホーチミンが上海的役割で経済を牽引しているのにもドラマチックな歴史が大きく関係しているのですが、今回は割愛します。)
ベトナム移動なら「Grab」を使うべき!現地タクシーに乗るのはやめましょう!
2020年の完成に向けて、ベトナムのホーチミンでは、MRTの工事が行われていますが、
現時点(2019年5月)の段階ではまだ見通しが立っていません。
国民の「足」は何かといえば、台湾と同じくバイク。
道中がバイクだらけの光景は、普段見慣れているのですが
台湾とちょっと違うのが街中で「Grab」の制服をきたバイク運転手を見かけたこと。
「Grab」は、Uberを買収し東南アジアでナンバーワンの配車アプリとなり
外国人や足のない若者の移動に欠かせない存在となっています。
現地タクシーでは、ぼったくりや道に迷ったりする可能性があるので、ベトナム旅行の前に必ずGrabをダウンロードして、移動ではアプリを使って先に清算を済ませておきましょうっ!
Grab App
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ベトナムの物価は実際のところ、安いの?
「ベトナムは物価が安い」というイメージがあると思いますが、
家賃(ホテル代含む)、食費、通信費などは想像通りかなり安いと思います。
家賃は5万円以内でホーチミンのそこそこなマンションが借りれますし(台湾で同価格だとキッチンなしのぼろアパートなので、日本の地方都市の方が安い)
食費やカフェ代などは、日本はもちろん、台湾とも比べ物にならないくらい安いです。
ベトナム人の平均月収は?
ベトナム人の平均月収は、約3万円程度。
信じられないくらい、安いです。
ホーチミン都市圏での最低賃金が、月185ドル(約2万円)で、ローカルの工場だと平均200ドル程度。
ベトナム最大都市のホーチミンで最低賃金が185元なので、金持ちと、地方でもっと低い給与で働く人を平均した月収が3万円程度というところでしょうか。
私が住む台湾も、平均月収はとても低くて、約4万元(13万8000円)、最低賃金2万3100元(8万円)なのですが、それを大幅に下回っています。
条件があまり良くないが、簡単に仕事が見つかる台湾にベトナム人が集まる理由がよく分かりました。
平均月収が3万円だとしたら、ホーチミンの物価は信じられないくらい高いですね。
個人的には、ホーチミンの物価なら、月収10万円程度が必要ではないかと感じました。
ベトナムに日本人はどれくらい住んでいるの?
ベトナムに住む日本人は、約1万7000人といわれています。
ベトナム全体の人口は、約1億人なので、日本人の割合は0.01%程度。
私の住む台湾では、人口2300万人に対して、日本人が21,054人もいるので100人に2~3人は日本人ということになります。
(人口には外国人はカウントされていないと思いますが)
ベトナムは物価が安いので、日本円を稼いでいたらかなり贅沢ができて住みやすそうですけど
家族ができて子供を育てるような環境になったら、住むのは厳しいのかもな。
出典:ベトナム(在留邦人数(外務省海外在留邦人数調査統計)
出典:台湾(在留邦人数)
【はじめてのベトナム】ベト旅基本情報のまとめ
今回は、ベトナムに行く前に気になる情報をいくつかまとめてみました。
はじめて行く国の「基本情報」を知っておくと、ストレスが減り、旅が何倍もたのしくなると感じています!
このページが、ベトナムに初めていく人のお役に少しでも立てたら幸いです。
これから、自分がベトナムで経験した情報などをまた詳しくまとめていきます!
それでは、たのしいベト旅を!
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