台湾の現地企業を退職して3年近く。今の仕事は自宅でのフルリモート。
しかも業務は8割が日本語で2割が英語（しかも最近はChat GPTに頼りまくりw）なので、台湾在住ながら中国語力がとにかく落ちてしまっています…。
どうにかして中国語を勉強しなければ、と思いつつもある程度話せるので学校や先生からオンラインレッスンを受けるモチベーションは無し（それがいけない笑）。
子どもができてからというものの、子供の体調次第で平日も保育園を休ませたりするので、誰かとの予定をキャンセルすることもしょっちゅう。というわけで、誰かと約束をすることすらもう気力がないわけです（笑）。
そんなときに中国語学習アプリの「Super Chinese」を紹介してもらい、これがAIとの対話や私の足りない単語力を埋めるためにかなり合っていたので、詳しく紹介したいと思います。
中国語学習アプリ「Super Chinese」とは？
Super Chineseは世界200か国で使用されている中国語学習アプリだそうです。
中国語を学習するアプリはたくさんありますが、特徴としては最新のAI機能が備わっていること。
単語や文法を学ぶアプリは多いけれど、Super Chineseは単語、文法、リスニング、スピーキングまで（！）バランスよく鍛えられます。
単語選びや発音なんかは、北京語（中国語）なので、台湾在住の私には少し馴染みのない表現もあったりするのだけど、それがまた新鮮で楽しい。
簡体字・繁体字でも選べるので、香港や台湾で中国語を使いたい人は繁体字に、大陸やマレーシア、シンガポールなどで使いたい方は簡体字で設定しよう
最新のAI搭載アプリを1ヶ月試してみた
まずはアプリをインストールしてから新規登録とともに、実力テストです！
これが、ドキドキ。
中国語能力を測られるなんて、いつぶりか。
一応、中国留学時の2012年と、資格の期限が切れた後2018年にHSK6級を受け直して、どちらも合格している私。
Super Chineseのテストは、
拼音（pinyin）から始まり、
レベル１＝HSK１級レベル
レベル２＝HSK２級レベル
レベル３＝HSK３級レベル
レベル４＝HSK４級レベル
レベル５＝HSK４級レベル
レベル６＝HSK４級レベル
レベル７＝HSK５級レベル
お楽しみコース（まだ見れない…）
に分かれています。
HSK６級に2回合格している私ですが、この実力テストではなんと、レベル6（HSK４級レベル）でした（笑）。
どうも文法が弱いようです（英語と同じで、この単語をここに入れる、みたいなあまり実用的ではない文法問題を落としがち）。
悔しくて、簡体字でやったのがあまりいい結果が出なかった理由だ！と、繁体字で登録しなおしてみましたが、同じ結果でした（笑）。
実際のHSKは、マークアップの試験で6割取れていれば合格できるので、まあ実力でいうとHSK4級が満点で取れるくらいのレベルなのかもしれません。
それから学習、計画（1日何分やるか？）や中国語を学ぶ目的などの質問に答えます。
日々の学習の様子
機能はめちゃくちゃたくさんあるのだけど、勉強方法はわかりやすくてシンプル。
実力テストの後、自分のレベルに応じたコースが出てきて、1日15分毎日続けることを提案されるので、アプリの通知があったときに（私は朝やっているので、通知を朝来るように初期設定しました）アプリを開き、続きをやるだけ。
学習のメイン画面は、こんな感じです。
まさにオンラインゲームそっくりで、自分のレベルのコースをひたすらクリアしていく感じ。
ひとつのレッスンでは、語彙、文法、本文、小テストがあるのですが、聞いたり、選択するだけではなくて、「発音」のテストがあります。
私は実力テストが６級だったのですが、単語は正直めちゃくちゃ簡単でした（←）。
むしろ今さらこれやる？ってものばかりだったのですが、文法はめっちゃ弱かった！
だって普通の会話ではネイティブでも文法がめちゃくちゃなのはよくあることだし、実際に不正解だった問題でも、会話としては全く問題がなかったと思う。
とはいえ、私の中国語は口語にかなり頼っているので、正しい文法や、この漢字だったんだ！とボキャブラリーが増えたのがすごいよかったです。
あと、発音で面白かったのが、台湾住みの私はどうやっても巻き舌（特に「点儿」）で不正解を出しまくっていること（笑）。
新機能のAI CHAO（チャオ）使ってみた
これだけでも十分スピーキング、リーディングの練習になるのですが、今回新しく実装されたAIの新機能であるCHAOを使ってみました
AIのチャオくんを相手に声を出して会話の練習ができるので、オンラインレッスンで先生を予約しなくても良いし、自分の都合の良いときにどんなにスッピンで顔すら洗っていなかろうと中国語レッスンができるの最高（）
さらにAI機能では、レベルやシチュエーション（シナリオ）に合わせてまるで中国で生活しているような会話の表現が学べます（この絵、エモいねー）。
ちょっと中国っぽいトピックで面白くて撮ってしまったやつ（お金もちになれば）。
私、病院での会話うまくできないのでこういうのあるととてもありがたい
正直言って課金したい
Super Chineseで全機能を継続して利用する場合には、課金する必要があります。
コースは、通常の「PLUS」と、AI機能がつく「CHAO」の二種類があり
費用感は、1ヶ月の契約だと、PLUSが月1300円でCHAOが3,500円。
PLUSだとアプリで聞き流したり発音を確認しながら勉強ができて、CHAOだと完全にAIのマンツーマンレッスンという感じです。
個人的には、会話をとにかくたくさんしたい、留学と同じ環境に身を置きたい、という人にはCHAOがお得なのかなと思いました。
月3,500円で、まるで講師と話をしているかのように会話し放題で色々と教えてもらえるのは魅力的。しかしPLUSコースでも十分学べる。
私は四字熟語とかが苦手なのと、言葉のボキャブラリーが少ないので、とりあえずはPLUS（月1300円）から初めてみて、様子見でCHAOもやってみようかな〜という感じです。
最後に
仕事ではたくさん中国語を使ってきたけれど、業界が変わればまた知らない言葉がたくさん出てくるし、Super Chineseのようにレベル別x目的別で学べるコースが決まっているのってすごくいいと思いました
特に私は医療用語や古文とかに弱いので、その辺も補いたいです
アプリ自体は中国のものなので、台湾の法律は網羅していないでしょうが、法律法規なんかがあるのも面白かったです。
オールインワンで総合的な中国語力を鍛えたい人には、おすすめのアプリです
それでは、また〜。
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