こんにちは〜。
7月に台湾で第一子を出産したryoです。
今回生まれた子を母が日本から台湾に見にきてくれることになり、母を台湾に呼ぶために色々な手続きをしました。
台湾は世界的に見ると、2022年9月現在も少し厳しいコロナによる入国規制を行なっているのですが、簡単に結論からいうと、居留証を持っている日本人の一身等の家族なら、台湾にルーツを持たない人でもVISAを申請して7泊8日隔離ホテルを予約すれば台湾への渡航はできます。
出発前から帰国するまで色々と大変だったんですが、お互いに本当に思い出に残る良い旅になりました。
この記事では、台湾にルーツを持たない日本人家族を台湾へ呼び寄せる手続きについて、自身の経験をもとに紹介していきます〜。
【2022年9月】日本人母が日台往復するのに掛かった費用
今回日本人の母が台湾を往復するのに掛かった費用は、合計で約22万300円でした。
以下が内訳です。
現地で掛かった食費やお土産代などは省いています。
飛行機代:7万8000円(チャイナエアライン、有料で変更可能チケット、東京羽田ー台北松山往復です)
台湾入国停留VISA代金:6,800円(親族訪問などの一般ビザが申請できます)
台湾入国前のPCR検査代:約5,000円(※2022年8月15日以降、台湾入国2日前までのPCR陰性照明は不要になりました)
隔離ホテル代:約10万8000円/2万6,000元
※この時すでに入国規制は3+4(3泊隔離、4日自主防疫)でしたが、3+4を過ごす場所は原則同じである必要があるので、一般の人は到着日を0日として、合計8泊9日隔離ホテルで過ごす必要があると考えたほうがよいです。
日本入国前のPCR検査代:2万2500円(約4,500元)(※2022年9月7日以降、日本で有効なワクチンを3回接種済みの人は入国前のPCR検査が不要になりました)
【2022年9月】台湾に家族がいる日本人が、台湾渡航に必要なもの
2022年9月現在、台湾に日本の家族を呼び寄せるのに必要なものは、以下になります。
- 台湾渡航用VISA(※2022年9月現在、日本人の台湾渡航には未だVISAの申請が必要です)
- 往復チケット(※コロナ禍でフライトが突然キャンセルになることがあるので、大手の航空会社で変更可能チケットを購入しておいたほうが安心です)
- 入国までに検疫フォーマットを記入
- 台湾現地での隔離ホテルの確保
台湾渡航用VISA
2022年9月現在、台湾渡航には有効なビザが必要になります。ビザの種類は、ビジネスビザや留学、語学学習等様々なのですが、有効な居留証をもつ外国籍在住者の親族は、「親族訪問などの一般ビザ」を申請することができます。
VISAの申請は、日本国内の台北駐日経済文化代表処という機関(大使館代わり)の窓口で申請できるのですが、今はコロナの影響でビザの申請に行くのに基本的には予約が必要になります。
予約なしでいける日は代表処は朝一から長蛇の列だと聞きました
大変なのが、このVISA申請の予約、なかなか枠が開かないことです…。
母が8月の盆休みに合わせて台湾に赤子を見に来たい&手伝うというので、生後1ヶ月前後で大変なときに…と内心思いつつも手続きを進めているのだけど、ビザ申請で駐日台湾大使館に行くために必要な対面予約(コロナ禍)が3週間以上先まで全く空いてなくて絶望している😌 pic.twitter.com/MqRL4co9Y6
— ryo 🇹🇼taiwan (@ryo_lfmp) June 25, 2022
ビザの申請に必要なものは、代表処のホームページに日本語で全て書いてあるのですが、申請書は台湾の外務省のもので、英語もしくは中国語での記入になるので外国語のできない親世代がひとりで書くのは難しいと感じました。
私は代わりに申請フォームを入力してPDFを母に送付しておきました
「親族訪問」ビザだと、訪問する親族の名前と身分証を記入する箇所があるので、自分の名前と関係性(娘=女兒など)、居留証の番号を入力します。
滞在先の住所や緊急電話番号を入力するのですが、この時点では隔離ホテルを予約していなかったのと、隔離を終えたらうちに滞在する予定だったので、自宅の住所と私の台湾の携帯番号を入力しました。
航空券のチケット購入
往復航空券のチケット購入方法は、ここに書くまでもないですが、私は普段スカイスキャナーもしくはグーグルフライトで良いキャリアかつ安いチケットを探して予約しています。
今回も、スカイスキャナーで見つけたチャイナエアラインのチケットを約8万円程度で購入しました。
コロナ禍はLCCではなく大手キャリアで、かつ予定を変更できるチケットを買うのが望ましいです。大手口腔会社の場合、台北=東京間のチケットはコロナ禍で5〜15万円程度です。
隔離ホテルの予約
台湾入国の一番の手間といえば、おそらく「隔離ホテル」でしょう。世界的に見るとコロナによる入国規制のまだまだ厳しい台湾では、2022年9月現在でも3+4日の隔離規定があります。
入国日を0日として、3日間は隔離ホテルもしくは自宅(1人1戸)で過ごし、残り4日は自主防疫期間で隔離ホテルもしくは自宅(1人1部屋|バストイレ別必須)で過ごします。(※3+4の4日間を3日間と別の場所で過ごす場合は、事前に申請・登録が必要になります)
3+4といっても、+4日間のルールもなかなか厳しいので在住者以外は8泊9日隔離ホテルをとるのが一番手っ取り早いよ
隔離ホテルは、台北だとこちらのサイトで簡単に探せます。
オンラインで予約できないホテル(LINEでの問い合わせが必要)もあったりします。
台湾の入国隔離はもう長いこと続いているので、隔離中もなるべく心地よく過ごせるように旅行会社が隔離ホテルのプランを組んでいたりもします。
自分が泊まるのはちょっと高いけど、苦労して台湾に来てくれた家族に泊まってもらうには良いかも
最後に
コロナもすでに3年目に突入し、仕事やライフスタイルが大きく変わったなかで、台湾に住む自分が日台を往復するのには慣れてきました。
でも、日本の家族がコロナ禍に台湾に来るのは初めてだったので、色々と準備することが多くて大変でした。とはいえ、子供が生まれてからほんの2週間ちょっと、まだ新生児のときに母に来てもらえて、いっぱい抱っこしてもらって写真をとって、思い出が作れて本当によかったです。
母が帰ってから日本、台湾の入国PCR検査が不要になったりと、少しずつですが、日台の国境が開き始めているような気がします。
コロナ前とまではいかなくとも、早くもっと気軽に日本と台湾を往復できるようになってほしい…!と心から願っています。
まあ、入国規制があったとしても1年に2回は帰りたいと思っているのだけど
それでは、また〜。
コメント