先週末、日月潭で有名な「南投」まで1人で行かなければならない機会がありました。
その際、客運(長距離用バス)に乗るのは安いけど面倒なので、ささっと高鐵(台湾版新幹線)を利用することにしました。
基本的に新竹よりも南へ行く際は常に高鐵を利用しているのですが、値段も安い上にすっごく快適です。
チケットは窓口でも買え、その際、日本語を話してくれる優しいスタッフの方もいるとは思いますが
実は駅にある自動券売機であっという間に買えます。
今回は台湾へ何度も旅行へ来たことがあり、短い時間で台湾中を移動する方、台湾に住んでいる方向けに自動券売機でのチケット購入方法を紹介したいと思います。
自動券売機を探す!
(こちら板橋駅の新幹線乗り口付近です)
左側に並んでいるファミポートみたいな(例え…)自動券売機を目指します。
操作の仕方
最初の画面はこんな感じ。
日本語はないですが、中国語がなくても英語で書かれているので外国人でも使いやすいですね。
「Please touch the screen」と書かれているオレンジのボタンを押します。
私は中国語のほうが見慣れているので、中国語でそのまま進めます。
英語のほうが得意な方は、
↓左下にオレンジでEnglishとあるので英語の選択も可能です。
どちらも苦手な方は、漢字の方がずっとわかりやすいと思います。
自由席(限今日使用)…自由席チケット、当日のみ有効
對號座…指定席
一般取票…ネットなどですでに予約をしていてチケットを受け取るだけの場合
單程票…片道のチケット
去回票…往復チケット
今回帰りの時間はまだわからなかったので、單程票を選びます。
起程站(出発駅)を選びます。
この日は、板橋から来ていたので板橋を選択。
到達站(到着駅を選びます)
成人、子供ですね。必要な枚数を選択します。
希望の時間帯を選びます。
駅弁を買ったりする予定がなければ、5分以内のチケットを購入しても良いと思います。
内容を確認。
今回は台中までの片道チケット(大人1枚)で670元でした。
高鐵の会員ではないので、「非會員」を選びます。
支払いは、信用卡(クレジットカード)、金融卡(銀行の発行するデビットカード)、銀聯卡(中国大陸で使われているカード)の3つから選べます。
私は台湾の銀行で発行した金融卡を使っています。
UFJデビットカードのように、クレジッドカードの代わりに現金還元があり、使った金額をすぐにアプリやSMSで知らせてくれ、実際にお金も落ちていきます。
海外旅行保険用のカードは別として、正直ポイントのためにカードを切って無駄な買い物をすることも多いと思うので、私はデビットが好きです。
金額をよく確認し、カードの暗証番号を入力しておしまい。
全く列に並ぶことなく、窓口の人の助けを借りることなく
チケットの発行が完了しました。
高鐵のチケット料金一覧
指定席の大人料金一覧表です。
驚いたのは、南港から台北までは40元(140円)、南港から板橋までは70元(250円)で新幹線に乗れるってことです。
しかも指定席。本当に乗れるんでしょうか?信じられない。
MRTとほとんど同値段じゃないですか。
こちらは自由席の価格表。
すでに日本の物価から考えるとかなり安いにも関わらず、割引乗車券というものもあります。
割引乗車券は値段が半額!
割引適用対象
- 障害者割引:身体障害者手帳をお持ちの台湾人及びその保護者(外国人可)、または必要な同伴者 1人(外国人可)。
- 子ども:12 歳未満の子どもに適用されます。身長 150cm を超える 12 歳未満の子どもは身分証明書の提示が必要となります。
115cm以下の子供はまさかの無料!
- 身長 115cm 未満の子どもは、単独で席を利用しない限り無料です。身長 115cm 以上の子どもは、6 歳未満であることが証明できる場合に限り無料です。
- 無料となる子どもには成人のお客さまの同伴が必要です。お客さま 1 人がお連れになれる無料の子どもは 2 人までです。
台湾の新幹線、太っ腹すぎます。
チケット代が2200元以上になる場合、販売機でチケットを買わないでください!
よし!こんなに簡単ならば来月の旅行は、券売機で自分で買ってみよう!と思った方、ちょっと待った!
こんなに安くて簡単に変える飛行機のチケットですが、
我々外国人は、一手間かけるととっても安くこの新幹線をお得に利用できてしまいます。
台湾高鉄周遊券というものが、台灣高鐵には存在します!
おすすめは、3日間乗り放題のパスです。
日本向けだと下記4箇所で買えますが、SET tourは日本語掲載がなく、
TAIPEI NaviさんはJCBのみのカード取り扱いで非常に不便だったので、
旅旅台北.comで予約をするのがおすすめです。(7,980円)
とはいっても受け取りの期限や審査もあるので、自由気ままに行動したい!という方や、買いそびれた方は券売機で購入するのが良いかと思います。
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