こんにちは〜。
台北在住のryoです。
このページでは、台北周辺で家を探す場合、どの辺に家を借りるのが穴場なのか、どのように借りるのが一番おトクなのか?台北で2度引っ越し経験のある私が、体験したことをまとめてみました。
それでは、どうぞ。
台湾元*3.6= 日本円レート2018/6月現在
台湾の住宅価格は、物価を考えると日本よりも高い
台湾は山が多く盆地が少ないので、家を建てられる場所は多くありません。
九州ほどの面積の国土に、約2300万人の国民(ちなみに九州の全人口は約1300万人だそうです)。
どこの国でもそうであるように、首都の台北には月収10万円の現地物価からは想像もできない1億円マンションがザラにありますし(というか都心の3LDKタイマンだとほとんどが億超え)庶民にはまるで手が出せない不動産価格。
ただ、家賃のほうは不動産価格に比べると比較的手が届きやすいというか…東京なら1億円超えるマンションの家賃は100万を超えたりすると思うんですが、台北にはそんなに高い家賃の家がありません。
そもそも月100万も払える人は自分で家買うから賃貸なんかしない
なのでよっぽどいい物件に巡り合ったり、お金に余裕がない限りは、無理して台湾で家を買わなくてもいいんじゃないか。賃貸で十分、というのが私の見解。
じゃあ台北市内の家賃ってどれくらいなの?
月100万円の賃貸物件は少ないというけれど、じゃあ台北の家賃はどれくらいなの?
台北の中心地近くの家賃でいうと、
(黒で丸く囲っているあたりです)
1SLDK以上の新築マンションは3万元(11万円)〜、1DKの新築マンションで2.5万元(9万円)〜、1DKの古いアパートで1.7万元(約6万円)、キッチンなし、シャワーとトイレ付きの古いけどリノベされている一人用アパートで1.4万元(約5万円)ってところでしょうか。
探せばもっと安いところはあるのですが、日本人女性がひとり住めるレベルの清潔さでいうと、私の経験上、台北近郊ですと最低でも1万2000元(4万2000円程度)は必要です。
ひとり暮らしの納得いく住まいを見つけるのは大変なのですが、家探しだけは妥協せず、根気よく探しましょう。
ちなみにパートナーや友人とシェアできる場合は、かなり選択肢が広がるのでタワマンに住むハードルも低くなります。
台湾で家探しをするなら「591房屋交易」のダウンロードがマスト!
台湾で家を探すならば、【591房屋交易】というアプリをダウンロードして個人の大家さんと賃貸契約を結ぶのがベストです。
大家さんによって、外国人でも居留証無しでも家が借りれたりします。
台湾にきて1年目の頃、色々あってなかなかビザが降りなかったので、家が借りられなかったらどうしようと思っていたのですが、個人の大家さんとのやりとりでは、なぜかパスポートを見せるだけで住むことができました(笑)。
敷金や礼金もないし、最高に住みつきやすい街、台北(笑)。
台北で働くOLにおすすめの居住エリア
台北近郊で家賃が安い地域を紹介します。
MRT周辺なら治安はそこまで悪くない「三重」
「三重」って台湾人の中でも治安が悪いと言われているエリアなんですけど、私はもう4年も住んでいます(笑)。
というのも、いわゆる三重の本当に治安がよくない中心部ではなく「三重区」にあるMRTの駅ビルに住んでいるので治安の悪さを感じないからなんです。
591アプリで「三重区」で検索をすると、一気に家賃が下がります。
それに、「三重」って実は台北車駅からたったひと駅で、都心へのアクセスがめちゃくちゃいいんです。職場や週末の娯楽を考えると、街から近いのはとっても魅力的!
桃園空港MRTのエリアよくない?
2016年に桃園空港MRTが開通してから、桃園から台北へのアクセスがグッと便利になりました。先程紹介した三重は、(A1)台北駅(A2)三重駅で、台北の次の駅。
(A2)三重から桃園方面に向かうほど、都心から離れる分家賃もお安くなるのですが、台北駅から数駅離れただけでグッと家賃が安くなるのでとても魅力的だと思います。特に駅近のタワマンが2万元(7万5000円)程度で住めるのが大きい。
私的には「副都心」や「林口」あたりの駅なら台北からの通勤も区じゃないと思います。あと最近高級住宅街になった「幸福駅」周辺もおすすめ。
台湾の不動産アプリ「591房屋交易」の使い方
トップ画面から、賃貸の場合は「租屋」を選びます。
借りる家の地域を選びます。
台北市ではなく、今回は台北の周りを囲っている新北市の板橋区という台北第二の都市を選択してみます。
ここは台北市ではありませんが、台北駅から地下鉄でたった4駅(10分程度)の場所にある、北部第二の土地でとても栄えているエリアです。
私も1年目の2014年はこの近くに住んでいました。
とはいえ板橋区は私的には、街の魅力<家賃・不動産価格が高いと感じるのでもう住むことはなさそうです。
(便利だけど古くから栄えているのでかなりゴチャゴチャしているんですよね)
エリアを選択したら、借りる部屋の種類を選びます。
家族で住めるようなキッチン付きのマンションは、「整層住家」
一人暮らし用のアパートは、「獨立套房」、シェアハウスは、「分租套房」、間借りのことを「雅房 」というらしいですが、
上記3つしか基本的に使う機会はないでしょう。
先程書いた家賃相場でいうと、
1SLDK以上の新築マンションは3万元・1DKの新築マンションで2.5万元=「整層住家」
1DKの古いアパートで1.7万元・キッチンなし、シャワーとトイレ付きの古アパートで、1.4万元以下=「獨立套房」という分かれ方になります。
実際に検索してみると、大体こんな感じです。
見栄えがよく、広々としていて素敵な家だなあと感じる写真もあれば
何でこれトップ画にした?っていう面白写真もあります(笑)。
ちょっとみていて面白かったので紹介。
不動産アプリ591で見かけたありえない物件を勝手に皮肉る
記事をかくために久々に591アプリを起動させていたら「なんでこの写真にしたの?」っていうあり得ない物件があったのでシェア。
ありえない物件③:え、スラム街?
何でこんな整頓されていない場所をわざわざ写真に収めたのでしょう。
スラム街にしか見えないんだけど、この周辺の建物全部借りれるってこと?と思いきや1階のみって書いてあるし、値段1万7000元(6万2000円)って。
せめてリフォームされた家の中のキレイな写真とかトップ画に持ってくればいいのに
ありえない物件②:コンクリートプレハブ
ここに人が住んでいる…!?
日本ならば廃墟に住んでる人、とかでゲスい番組に訪問されそうな外観です。地震の多い台湾でこんな耐性のなさそうな家な安全的にもNGでしょう。
また、外観だけじゃなくて、ここの大家って何考えてんだろう?って思います。
この3階建のうち2、3階が住居スペースになっているのですが、あげている部屋の写真が酷い。
布団くらい少しキレイに掛け直して、ベッドの周辺整頓してから写真撮れば?
(2020年11月の追記)
台湾に住んで6年の今、これも台湾の一部でよく見かける光景なので、初めてこの記事を書いたときのような驚きはなくなりました(苦笑)。
ありえない物件①:写真のメインがジジババ
「ありえない物件」ぶっちぎりの一位は、下着姿で公園で体操するおじいちゃんとおばあちゃんを激写した写真をトップ画像に持ってきたこの物件でした(笑)。
大家適当すぎないか?
まあ、近くに公園がある恵まれた環境ですよ〜とアピールしたかったのは分かります。でも突っ込みどころ満載なんですけど(笑)??
最後に
台北での家探しは大変ですが、根気よく探していれば必ずいい物件が見つかります。
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