こんにちは。
香港旅行のネタも書き終わらないまま、毎日色々なことがありブログでのアウトプットが追いついていない状態ですが、忘れないためにも色々と記録していきたいと思います!
先週末、テレビで放送されていた「你的孩子 不是你的孩子」という台湾のドラマを観ました。
たまたま観た、この「你的孩子 不是你的孩子」がとても面白く衝撃的だったので
今日はブログで紹介したいと思います。
「你的孩子 不是你的孩子」とは?
《你的孩子不是你的孩子》とは、2018年に台湾のテレビ曲にて放送された吳曉樂の作品で、5つの物語から成る。
〈必須過動〉、〈孔雀〉、〈貓的孩子〉、〈媽媽的遙控器〉、〈茉莉的最後一天〉の5つの物語は各前後編とあり、全部で10話で構成されている。
作品は、4Kの高画質で撮られており、2017年8月7日にお披露目し、地上波では2018年7月7日夜9時よりスタートした。
先週から放送がスタートしたばかりの、全10話からなる台湾ドラマですね。
私が先週末に観たのは、この5つの中の〈貓的孩子〉というお話。
5つの物語の全てで、モンスターペアレントに悩み苦しむ高校生の子供達と親の姿を描いているのですが、この台湾で作られたドラマは、今香港でも話題になっている模様。
〈貓的孩子〉のあらすじと感想
俳優 | 役名 | 紹介 |
阿衍の母親,専業主婦。家では夫の顔色を伺っており、姑からはイビられている。子供が成功してくれることを渇望している母親。 | ||
高校生。痩せていて小柄で、自分に自信がなく、何かと引っ込み思案。最悪な状況のループから抜け出せずにいる。不公平なことが起きると、まずは自分を責めてしまう。 | ||
中小企業の管理職。阿衍の父親で、阿衍の成績を非常に気にしている。外面はよいが、妻や子供に家庭内暴力を振るう。 | ||
國衍の同級生 (↓ちょっとうまく訳せそうにないので分かったらまた追記します) 宣稱在平行世界中打考最後一名的人,自己就能夠考第一名。 |
小柄で痩せていて、自分に自信がなく、引っ込み思案な高校生の國衍。
成績はあまりよくないが、実力以上の大学への進学を、両親から期待されておりストレスを抱えている。
ストレスから幻想を見てしまったり、勉強や試験に影響の出る精神障害を起こす、が
そのせいで試験の結果が悪く父親に暴力を振るわれ、母親は見て見ぬ振り。
自分の子供を可愛がれない(可愛がりたいが、成功してほしいという想いがあり、甘くは出来ない)ために、猫を3匹飼い始め、自分の子供のように溺愛する。
自分に愛情が向けられず、精神的におかしくなってしまった國衍は、母親の可愛がる猫を虐待することで心が静まっていくようになった。
ほとんど壊れかけているこの家族、どうなる?というお話です。
中華圏の映画やドラマは、しょっちゅう見ているわけじゃないのですが
経済や国民の所得が安定している香港や台湾の映画は、国民の実生活に基づいた社会問題などを多く取り上げているものが多くて、面白いと感じることが多いです。
中国大陸で作られたもので多いのは、超お金かけて作られた歴史物とか、
ハリウッド俳優に中国語喋らせるやつとか(笑)、
現実の中国国民生活とあまりにもかけ離れたきらびやかなバリキャリアラサーOLと王子様の出会いみたいな、つまんない映画が多いです。
基本的に私が面白いと思う中華映画のほとんどが香港、台湾なんですが何か大陸映画で面白いのあったら教えてください(笑)
この手の「受験戦争」とか「家族崩壊」みたいなテーマは、日本のドラマや映画では結構よく取り上げられるものだけれど
これが、日本よりも熾烈で、激しい、人生のかかった「中華圏の」受験戦争というところがまたリアルすぎてこちらまで緊張してしまうんですね。
彼らの「大学入学試験(高考)」は一生が掛かっている。
優秀な中国語人材の中で、いかに優秀な大学に入学し、優秀な学生と学生生活を刺激し合いながら送り、良い企業に就職、またはビジネスを始める。
少しでも多くのチャンスを自分の子供に持たせるために、親も必死になって、お金や時間をかけ、子供にものすごいプレッシャーをかける。
これは、日本の親の比じゃないと思いますね。
日本も学歴社会では勿論あるけれど、
学歴がなくとも、大学に行ってなくたって、正直仕事なんていくらでも見つかるし、大卒とやっている仕事なんてほとんど同じだと思う。
母親も大学卒業していないけど公務員になったし、今の時代は違うのかもしれないけど
Fラン私立大学を5年かけて卒業した学生と、高卒でずっと働いてきた22才がいたら、
私なら高卒の子を採用する。しっかりしていて企業のためにになりそうだと思うもんね。
そういう中華圏で子供が生活する上でのストレスやプレッシャーのようなものが、
怖いくらいに感じられるドラマになっています。
気になった俳優さん発見。
今回、私が見たドラマで精神崩壊した本当は心優しい息子役を演じていた「劉修甫」
役の中では、役にぴったりの細くて小さくて自信なさそうで、もう本当に心配になってしまう少年を演じていたのだけど
顔の造形が綺麗だったので気になってググってみた。
なんというかっこよさ。
でも新人なのか全然情報がない。
台湾で生まれ育ったモデル出身だそうだけど、代表作はこの作品と合わせて2つしかないようです。
これで人気が出たら、いろんな台湾映画やドラマにも出るのではないかと期待!
でも背が少し小さいからな〜。
こういう線の細い俳優さんは、日本人には好かれそうだけど
中華圏では中々人気が出なさそう。
ハーフみたいで可愛い顔してますね。
昨日紹介した↓これとは似ても似つかぬ。
でも↑街にはこんな人が9割(笑)
また話がずれてしまいましたが(笑)、
中華圏にお住まいの方はぜひ公視+でで。
Net flix やLINE TVでも観れるようです。
(日本のNet Flix やLINE TVでも観れるのかは確認出来てません)
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コメント
中国大陸の映画だと馮小剛監督の作品は個人的に大体ハズレなしで面白いですよ。
同じタイトルの人気テレビ番組が出来たぐらい流行った「非誠勿擾」は自分が普通話を勉強していた頃に初めて普通話で見た映画でもあり、ちょっとした思い入れがあります。
Nar様
返事が1ヶ月以上、、、遅くなりすみません!
馮小剛監督ですか。存じ上げませんでした。
貴重な情報をありがとうございます♪
最近全然更新できていませんが、映画もかなり観ています。
馮小剛監督の作品もチェックしてみます。