どうも!
台湾在住のryo(ryo_lfmp)です。
もうすぐ「お盆休み」ですねぇ〜。
お盆休みといえば「実家に帰郷する」という方も多いのではないでしょうか。
台湾に住む私も、今年ばかりは用事があってちょうどお盆休みに田舎の親戚の家で過ごすことになりました。
せっかくの帰郷なのに、友人を見渡すと「あ〜帰るのちょっと億劫だわ」という人が結構多いのに驚きます。まあ分からなくもない。
その理由になっているのが、「親戚が集まるとあれこれ聞かれるのがダルい」問題。
具体的には、
「いつ、結婚するの?」
「子供は何歳頃で産みたい?」などのデリケートな話を聞かれたりすること。
普段からよく連絡をとる両親はこういうことを聞いたりしないのですが、久しぶりに会った親戚にはわりと聞かれます。
まぁ、みなさん感想は同じだと思うのですが、聞かれて気持ち良いものではないですよね・・。
でも、「うわでたーーーうぜーーー」って思いながら
「うーん、どうなんだろうねぇ(ニコッ)」とか
「授かりものだからねぇ(ニコッ)」っていうのもストレスがたまるじゃないですか。
なので、聞かれても「イライラしない」方法と「質問させない」方法を考えてみました。
私は何度も試したことがあり、普段から意識している方法で、かなり効果的です。
ご参考までに、どうぞ。
なぜ親戚は「いつ結婚するの?」「いつ子供作るの?」とか聞くのか
はじめに、なぜ親戚たちはデリケートな質問を当たり前にするのか、を考えてみます。
デリカシーなくさらっと聞かれると、やっぱりイラっとしますよね。
でも、なぜ彼らがこんな質問をするのか、相手の側に立って考えてみたことはありますか?
大人になってから、頻繁に行かなくなった親戚の家にいくと、やることがなくなんだかつまらなく感じて
なんとなくムスッとした表情をしてしまっていませんか?
だって、「特に話すことないもん」って思いますよね。
でも、自分のこの態度こそが、彼らに「結婚はまだ?」みたいな言葉を引きださせているんだと私は思ってます。
自分たちが「退屈だ」という態度を相手に示しているから、相手が適当な話題を探してくれるわけなんです。
それで出てくるのがだいたい「結婚は?出産は?(女性の場合)」みたいな、誰でも経験するために当たり障りがないと思われている(というのも偏見だけど)質問になるのです。
結論:親戚の「結婚まだ?」は話題がないからとりあえず聞いてるだけなので、気にしなくてよし。
子供の頃は「学校どう?」「夏休みの宿題終わらせたのか?」
高校生になると「大学はどこを受けるの?」「部活はどう?」
大学生になれば「何の職業につきたい?」
社会に出ると「結婚は?子供は?」など。
毎日学校に行き、高校生になり、部活やバイトをしながら、大学生になって、就職活動をして、
誰かと結婚して、子供を授かる。
これって、日本人が描く誰もが経験するであろう普通の「人生」ですよね。
だから、ほとんどの人に共通する話題なんです。
もちろん、他の道を歩んできた人にとっては答えるのも面倒で、聞かれるだけでいやな気持ちになるかもしれません。
でも、忘れてはいけないのは、彼らは悪意があって聞いているわけではないということ!
普段から顔を合わせることがないのだから、何をしているの人なのかわからない。
だから、とりえあず誰もが経験するであろうことを聞いているだけなんです。
と、いうことは!!!
「話題がない」と思わせない状況を作れば良いわけです!!
親戚からあれこれ質問されない方法
自分がしたい話をする
彼らがデリケートな質問を普通にしてくる理由は、「他に特別話すことがないから」だとお話しました。
プライベートなことを聞かれたくない!と思ったら、とにかく自分が話したいことを話すのがおすすめです。
今ハマっていること、仕事であった良いこと、最近観て感動した映画や本、美味しかった料理や、お気に入りの旅先など。
自分の話したい近況を伝えてあげましょう。
自分が「たのしい」と思えることを相手に話せば、相手もそれ以外の話を振ってくる可能性が少なくなります。
相手に話を振ろう
自分のことを聞かれたら、逆に相手の近況を聞いてあげましょう。
いつ結婚するのか?と聞かれたら
「おばさんはどう?〇〇さんとは仲良くしてる?」
いつ子供を作るのか?と聞かれたら
「〇〇(彼らの子供の名前)は最近元気にしてる?今何してるの?」など
質問を質問で返して、相手の話を引き出してみましょう。
興味ないな〜と思っていたことでも、人の話って聞いていると、案外新しい発見があって面白いんですよ。
おすすめの会話テンプレ
ここで私が過去に、親戚としていて楽しかった話を幾つかあげてみます。
「とにかく彼らとは話すことがない」と思うくらい、実家に帰り親戚と話すのが億劫は人にはぜひ参考にしていただければと思います。
実家の元自分の家に引きこもってスマホいじりながら時が経つのをただ過ごしているより、
目の前にいる人と深く会話をしたほうが絶対に、自分も相手も楽しいですから♪
最近読んで面白かった本、ある?
お年寄りは、読書が大好きです。
働いているときには本を読む時間なんてなかった、という人でも、定年退職して時間が余ると自然に図書館に行ってたくさん本を読むようになります。
私はおばあちゃんと話をするときは、たいてい「おすすめの本」の話をします。
おばあちゃんも、私に「あなた結婚はしないの?」と聞いてくるときよりも
自分の好きな本の話をしているときのほうがイキイキしていますし、私も新しいことが学べて楽しいので、winwinです。
おばあちゃんが最近何度も読み返しているのは、司馬 遼太郎作品と、佐藤愛子さんのエッセイ。
佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい。」はおばあちゃんから勧められて、彼女が新聞を読んでいる横で2時間くらいかけて読みましたが、声をあげて笑ってしまうほど面白かったですね。
それから、2人で朝のお散歩も兼ねて9時から空いている徒歩20分の場所にある図書館にも行くようになりました。
もう祖母はむやみに「いつ結婚するんだ?」なんて聞いてきたりしません。
最近読んだ本、おすすめの本の話などを積極的にしてくれます♪
今シーズンおすすめのドラマ(映画)は?
人によっては「いや〜、本なんて読んでないよ。老眼だから小さな文字を読むのも一苦労」という人もいると思います。
でも、その代わりに1日中テレビ観てる人もいます。
もしかすると祖母のように本ばかり読んでいる人は稀で、1日中テレビを観て過ごしている老人の方のほうが多いかもしれません。
そんな人には「今ハマっているドラマ(映画でもOK)はある?どこが面白かった?」と聞いてみましょう。
自分も観ているものならば、ああだこうだ意見を言い合えるのも楽しいし、
おすすめされたもので観たことがないなら、一度観てみると新しい発見があるかもしれません。
最近何か面白いことあった?
この前おしゃべり好きのおばさんの家にいったときにした質問です。
「田舎だからね。なーんにも面白いこたありゃしないよ〜」とにっこりしながら教えてくれたのは、おばさんが趣味でやっているガーデニングのお話。
今サボテンに凝っているみたいで、色々と種類を聞きました。すごく面白かったよ〜〜。
いい時間だと思いました。
みんな、自分の好きなことを話しているときはキラキラしているんだな。
家族はきっといつだって、あなたの幸せを望んでいる。
最後になりますが、家族はきっといつだって、あなたの幸せをいちばんに望んでいます。
だから、「あ〜イライラする」と思ってもなるべく態度に出さないようにしたいし、できればそう思わずにいたいものです。
この記事がほんの少しでも、「お盆に実家(や旦那さんの実家)に帰郷するのを、憂鬱に思う」人の役に立てたら嬉しく思います。
とある台湾人に言われて、心に残っている言葉があります。
「你覺得開心,現在就真的會很開心了(あなたが楽しいと思えば、今は本当に楽しくなる)」という意味あいの言葉でした。
むりに「あ〜たのしいな」と思わなくても良いとは思いますが(笑)、
どんな環境でも、場所でも、結局自分の気持ち次第で物事の捉え方って変わるんじゃないかな〜と思います。
それでは、また!
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