漫画「愛しのアイリーン」のあらすじと感想!国際結婚の悲しい社会問題。

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どうも!

台湾在住のryo(ryo_lfmp)です。

先日たまたま「愛しのアイリーン」という漫画を手にして、あまりにも面白くて一晩で一気に読み終えてしまいました。

この漫画、可愛らしい表紙と裏腹に内容はかなり社会性があるのですが、グロくて、悲しいバッドエンドです。

正直言って、この漫画は20禁モノの内容です。人によっては、最後まで読んでいられないっていう人もいると思います。

ちょっと気持ちに収集がつかないので、あらすじと感想、もし映画化したら誰がいい?なんて話を書いてみます。

漫画「愛しのアイリーン」あらすじ

物語は、1990年代。

42歳の岩男は、年老いた母と、痴呆症が進んでいる父と3人で田舎街に住むパチンコ店員。

童貞では無いものの、女性と行為を持ったのは42年間の人生で2回のみ、それも他人からのお節介による不本意でした。

見た目に似合わず「セックスには愛が必要だ」と頑なに信じている岩男は、職場に新しく入ったバツイチ女性アイコという女性に恋をします。

 

見た目は清楚で可愛らしいアイコですが、これが実はとんでもないビッチ女です。

しかも元旦那は暴力がひどく、アイコを刺した罪で服役中という超ワケあり・・。

 

必死の思いで「好きです」と告白する岩男に対して、「本気だと困るんだワ…」と断るアイコ。

 

そんな岩男の想いに反して、年老いた母親は息子の気も知らず狭い田舎街の中で死ぬ物狂いで嫁を探し、見合いを進めていきます。

何もかもがイヤになった岩男は、新聞広告にあった「国際結婚」エージェントに電話をかけ、仕事の合間をぬってはフィリピンで嫁探しに励みます。

渡航先のフィリピンでは何十人のフィリピン女性と面談、話をしたので

女性経験がなくいちいち緊張するのに面倒くさくなった岩男は、なんとなく、本当になんとなく結婚相手を18歳の「アイリーン」に決めました。

 

なけなしの300万円を支払って手続きを終え、文字通り金で買ったお嫁さん「アイリーン」を田舎街に連れて帰ってきてから、もう目もあてられない壮絶な毎日が始まります。

 

漫画の表紙にもなっているアイリーン。健気で可愛い・・見てるだけで泣けてくる。

漫画「愛しのアイリーン」感想

私は普段漫画をあまり読まないのですが、

「結婚したくて仕方ない男」というようなネット記事を見つけたときに、「愛しのアイリーン」が紹介されているのをみて、なんとなくKindleで購入して読みました。

 

新装版ならば、前後の2巻のみなのであっという間に読み終わります。

スマホなら、ebookjapanDMM.comでもお得です。

 

この漫画は、1995~96年までビッグコミックスピリッツ(小学館)に掲載されていた青年漫画。

日本のバブルが90年くらいで弾けたので、80年代のバブルを終えて

地方の過疎化も進み、結婚できない男性も増えてきた中、「金で後進国から嫁を買う」ということが社会問題になってきた時代に作られた漫画だそうです。

「愛しのアイリーン」が映画化!キャスト予想は誰?

実は「愛しのアイリーン」を漫画で読んでいたとき「映画化するなら誰かなぁ。でもこんなグロいの映像化できるわけないよな」なんて妄想をしていました…。

 

私が勝手に思う岩男は、お笑い芸人の「春日」

岩男っぽいガタイの良さと、人の良さ。ちょっと男前すぎるかな。

 

それからヒロインのアイリーンは、「池田エライザ」がいいなぁと思っていたところ

安田顕さんとフィリピン女性(女優さん)に決まったみたいですね。

 

あまり何度もおって観たいストーリーではなかったので、多分映画は観ないと思います。

あれを映像でなんて観たくないもの・・多分マイルドになっているんでしょうが。

 

それでは、また!

 

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