現地採用女子が、かの有名な「現地採用女子!」を読んだ正直な感想を綴ってみた。

BOOK


どうも〜。

台湾現地の企業で働いている、現地採用女子のryoです。

海外で働いている日本人の誰もが「駐在員」と「現地採用」という働き方、福利厚生に対して「格差」を少なからず感じていると思います。

そんな「現地採用」の事実というか、悲惨さ(!?)を取り上げた本として有名なのが「現地採用女子!」という本。

結論。うんうん、と肯ける箇所と、「いや、そんなことはない」という苛立ちで結局引き込まれておもしろかったです。

同じ立場の現地採用女子でも、自分をしっかり持っているひとは楽しく読めるだろうし、主人公と同じ様に悩みを抱えている現地採用女子は読んでいて辛いと感じるかも。

思いの外、おもしろかった。でも辛辣な感想を書いてみます。笑

現地採用女子!」は、Amazon Prime会員なら無料で、会員じゃない人もkindle電子書籍で100円で読めるので、気になった方はどうぞ。

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「現地採用女子!」のプロフィール

主人公は凛子。32歳。

一流の私立大学を卒業して普通にOLをしていたが、昔から海外で働いてみたい、と漠然と思っていた。とはいえなんとなく決心できず、30歳を前にしてついに夢の海外就職、シンガポールで就職する。いわゆる現地採用女子。

勤め先の日系企業の日本人は、自分以外全員駐在員。現地採用社員は凛子のほか、外国人のみ。駐在員の現地仕事のフォローから駐在員の家族のフォローまで、土日に駆り出されることも多々あり、会社に不満を持っているものの、転職の苦労を考えると行動できず、くすぶっている。

ryo
ryo

ああ…凛子が想像できる…でも土日も家族のフォローで駆り出されるなんてことホントにあるんだろうか…

【現地採用女子】おもしろかったところ

所々共感できる

ちょっと凛子の考えは飛躍しすぎだけど、ごくたまに共感できる箇所はある。

現地採用女子は大抵高学歴だ。受験勉強を頑張り、一流と言われる大学に入学し、自分を向上させようと英語や経済の勉強にも力を入れた。その結果として海外、シンガポールで働く道を選んだ現地採用女子たち。しかし現実は、専業主婦の妻たちの方が、ずっと良い暮らしをしている。「女の幸せは、結局夫次第なのか!?」などと、日本では考えもしなかった思いがよぎり、凛子は自分の生き方を否定しそうになる。【引用】現地採用女子!

私は、現地採用で高学歴の人は少ないと思っています(笑)。

高学歴かどうかは別として、何かしら自分の考えを持った上で、海外でひとりで暮らせるだけの度胸と経済力があるのは事実ですよね。でも「自分の生き方を否定しそうになる」と言いたくなる気持ちは、よくわかる。私も悩んでいたときがあったから。

ryo
ryo

まあ、本当に一流の人は「現地採用」だとか「駐在」だとかそんなことにこだわっていないはず(笑)。

シンガポールの現地採用事情がおもしろい

現地採用女子!」を通してシンガポールの現地事情が垣間見れるのがやっぱりおもしろい。

第一章で「現地採用の怖いもの」が箇条書きにされているのだけど、その中に「エイズ検査」があるのがおもしろい。シンガポールではクロと判明するやいなや、即刻国外退去となるらしいのです。ちなみにPビザ取得者(マネージャー職、月給4500シンガポールドル以上の人)は検査が免除されるらしく、ここも駐在員と現地採用での差別を際立たせるものになっているらしい。

「現地採用の怖いもの」ダメ上司、使えない駐在員、安月給、将来への不安と色々あるが、1番は「エイズ検査」だろう。【引用】現地採用女子!

【現地採用女子!】とにかくイライラしたところ

口より手を動かせ

気持ちがわかるところはあったけれど、大体読みながら90%くらいはイライラしていました(笑)。

ryo
ryo

同じ境遇なのにこんなに共感できないってどんだけ

とにかく凛子は文句を言い過ぎなんだよね(笑)。

仕事の文句言いながらも現状を変えないのは、本人の甘えでしかないわけで。

そんなに日系企業がいやなら外資か現地の企業にでも就職すればいい。英語ができるなら外資にいけば日本人とかシンガポール人とか東南アジア人とか欧米人とか人種は関係なくみんな平等だからまさにグローバルで面白いはず。

でも結局日本人だから、日本語がネイティブだから、今の日系企業で価値があるわけで、それがいやなら他の強みを作りなよ…という厳しい言葉しか出てこない。それか他の国で駐在員の求人見つけたら良いのでは。

え?女の幸せって結局男なん?

前半であれだけ「海外で独立したセイカツガー」「女性のイキカタガー」とか言ってたのに

結局週末は男を物色しているし、10代や20代でもないのに白馬の王子様を待っている…現地の日本人友も「シンガポールの金持ちと結婚する」とか言っている。いやいやキミ港区女子の大学生か?

最後には同じ会社に転職してきた新しい若手の駐在員に「37歳。MBAホルダー。期待できる」などと言ってる…

ryo
ryo

あっそう。

最後に

この本では「現地採用」という働き方に対して肯定的な意見はほとんど書かれていなく、終始、主人公の生き方を「否定」するような形になっています。悲しいねぇ。

まあ現地の方と結婚しない限り、外国人として「現地採用」で働くことにキャリアとしての未来がないのは私も同意です。だけど、その「先」の何かしらの夢や希望、楽しみがあってもいいと思う。

例えば、ライフスタイルを重視した生活を送る、日本で転職する、今の仕事の経験を生かして起業する、自分の好きなサイドビジネスをする、などなど。

海外在住の日本人女性が「自分の生き方」を否定しない、いろんな選択肢が選べる社会になるといいなあと、台湾から願っています。

それでは、また〜。

 

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コメント

  1. […] […]