新年があけて2週間。日本ではだんだんと仕事モードを取り戻してきた人が多い中、台湾では「旧正月」の長期休暇を控えているので、みんななんだか浮き足立っている感じ。
そして長期休暇の前に必ずと言って良いほど、どこの会社にもあるのが「忘年会(尾牙)」です。
これね〜、会社の規模が大きいほど盛大にやるので、中華圏の明るすぎる方々のテンションに慣れることができず、自分的には毎年精神的にヤラれるイベントです。笑
でも、年に一度の忘年会だしせっかくだから楽しみたい。
というわけで、台湾の忘年会(尾牙)に参加する際に、外国人がいうとちょっと場が明るくなりそうな挨拶や、今年流行ったキャッチーな曲を紹介します!
台湾の忘年会(尾牙)を楽しむ方法
当たり前ですが、台湾に住んでいる日本人と台湾人の間には、言葉や文化の壁があります。
1年に一度のイベントにはしゃぐ同僚をみて、一歩引いてしまう気持ちも分かるけれど、どうせ参加するなら自分も最大限に楽しみたい。
そこでいくつかの準備をしておくと、台湾の忘年会(尾牙)が少し楽しくなります。
盛り上がる挨拶をいくつか覚えておく
今この記事にたどり着いてくださった方は、「台湾にきた日本人」だと過程します。
・日本から派遣されてきた社員
・現地で働いている社員
・顧客(台湾)に誘われて急に参加した人
など、大勢の参加者に比べるとスペシャルな存在のはず。
特別な立ち位置にいる人は、忘年会で必ずと言って良いほど一言求められます。
そんな時にために、一言だけでも中国語を覚えておくと、急に舞台にあがっても安心です。
台湾の忘年会(尾牙)でおすすめの挨拶①
おすすめのフレーズは、
「掌聲鼓勵一下(zhang shen guli yixia・ザンセングーリーイーシャー)」
直訳すると、拍手で讃えてあげましょう!という意味なのですが、「〇〇さんにねぎらいを!」とか「私たち〇〇部署に拍手を!」というように使われていて
外国人が一言いうだけで、ノリがいい台湾人はちゃんと盛り上がってくれると思います。
文章にすると、こんな感じ。
「大家!(ダージャー)給我們的部門掌聲鼓勵一下!(ゲイヲーメンブーメンザンセングーリーイーシャー」
(みなさーんっ!私たちの部署にはくしゅーっ!)
台湾人:イェーイ!ぱちぱちぱち
台湾の忘年会(尾牙)でおすすめの挨拶②
さて、2つ目です。
1つ目と似ているのですが、
比較的人数が多い場所で「シーン」としないコツは、観客に話しかけて参加してもらうことですよね。
これまた、たった一言で大丈夫です。
「我們公司棒不棒〜?(women gongsi bangbubang 〜?)」
直訳すると、「私たちの会社って素晴らしいでしょう?そうでしょー?」というような問いかけになるのですが、問いかけをすると、ノリのいい台湾人はきっとそれに答えて
「棒〜〜〜!(最高〜〜!」
とか言ってくれるので盛り上がると思います。
台湾で流行っているキャッチーな歌を1曲覚えておく
忘年会では、少しお酒が回ってくるとみんなカラオケで歌い出したりします。(台湾人は歌うのが大好きだし、歌も上手い人が多い)
もし外国の曲も入っている最新のカラオケなら、ひと昔前なら「ガンナムスタイル」とか「ピコ太郎」など世界中で流行った歌を歌うのが良いと思うのですが、
台湾の忘年会の会場で使えるカラオケにそう言った気の利いた曲が入っているとは限りません。
できれば、今年流行りの曲やみんなで歌えそうな曲を1つだけ覚えておきましょう。
忘年会の催し物として使えそうな曲を載せてみます。
2020 尾牙練習歌單
2020年の忘年会の出し物で練習する曲リストというのが上がっています。笑
すごい…中華圏もこうやって忘年会を盛り上げなきゃいけない習慣があるなんて、昭和感強いなー。笑
捏泥巴ダンス
子供と一緒にやると盛り上がるキャッチーな、2019年に流行った曲です。簡単なダンスもあわせて、さくっとやる催し物にもおすすめ。
本格的な中華圏の忘年会シーズンまではあと1週間ほどあるので、良さそうな曲を見つけたら、頑張って聞いたら覚えられそうです。
「あなた歌いなさいよ〜!」と急に指名されたときでもスマートに対応できます。(スマートな対応ってなんだよ)
そこまでして盛り上げなくてもいいし、って思う人も多いと思いますが、せっかく台湾にいるのだから、現地の人に歩み寄る努力をすると、相手も自分も楽しくいられると思います♪
最後に
今回は、「台湾の忘年会(尾牙)で盛り上がる挨拶と催し物」について考えてみました。
いかがでしたでしょうか?
「あ〜いやだな〜」って思っていた台湾の忘年会、楽しめそうですか?笑
忘年会の規模、大小あれど、だいたいこの挨拶と少し中国語の歌を知っていればなんとかなります。
あとは考えすぎずに、美味しいお酒とご飯を楽しんで、いつも一緒に働いてくれるみんなを労いましょうっ♪
ハッピーニューイヤー!
それでは、また〜♪
コメント