馬のロゴがついたキレイなブルーのシャツに、インディゴのデニム。
折り返した裾から覗くツヤツヤに磨かれた革靴に、キュンとします。
こんにちは〜。
プレッピーなファッションが大好きな台湾在住のryo(ryo_lfmp)です。
日本人って、英国的なファッションが好きな人が多い気がします。
男性ならネイビーのニットにブラウンのパンツとか、女性だとタートルネックのニットにタータンチェックのスカートを合わせてみたり。
なんとなく品がよく見えるファッションの足元に欠かせないのが、「革靴」です。
実は、台湾には革靴で有名な「林果良品(Oringo)」というブランドがあります。
輸入大国の台湾では珍しい国内ブランドですが、台湾人だけでなく、外国人にも大きな人気を誇っている革靴ブランドです。
私も会社の上司から聞いてはいたのですが、敷居が高くて(お店がかなり高級感があります)試せずにいました。
今回、「林果良品(Oringo)」さんから声を掛けていただき、台中の店舗にお邪魔する機会があったので、台湾製革靴の魅力を存分に広めていきたいと思います!!
台湾製の革靴専門店「林果良品(Oringo)」について
今日は林果良品(Oringo)のマーケティング担当であるキーシャさんにお話をお伺いしたいと思います。まずは、台湾製革靴ブランドの第一人者である林果良品(Oringo)について簡単に聞かせていただけますか?
(心の声:簡単にって…)ニコッ。そうですね。
もともと台湾は、1970年代に革靴産業が盛んだったんですが、その後は衰退していく一方だったんですね。
革靴工場に生まれ育った創業者が、英国や日本への留学を経て、台湾製の革靴を台湾人や多くの人にまた履いてもらうようにしたい!と2006年に創設したのが、この林果良品(Oringo)です。
なるほど!台湾ブランドだけど、英国的な雰囲気があるのはその影響だったんですね。
はい!渡航先の英国にある革靴は、アジア人の足には全く合わなかったので、アジア人の足に合う革靴を作りたい、と思った背景もあります。
面白いのが、デザインやイメージは英国から、実際の技術は日本から来ているんです。(戦前に伝わった革靴製造技術から)それを職人たちが今のブランドに落とし込んでいます
そうだったんですね〜!
林果良品(Oringo)の台中店にお邪魔してきたよ
林果良品(Oringo)は工場ベースで、ネットショップを通じて販売を行なっていましたが、2012年より台北の中山に1店舗を出店。
その後は、台北の松山に1店、そして今回お邪魔した「台中」にも店舗を設けています。
どのお店も、コンセプトを分けているんです。台中は、店舗も広いですし、2階にはカフェスペースも設けていて、どちらかというとお客様におうちでくつろいでいる時のようにリラックスしてもらえるような空間作りをしています。
台中店で扱っている商品
種類が多いのは、スーツに合わせるような男性向けの革靴ですが、レディースもたくさん置いてありました♪
こちらがレディースのコーナー。
ネイビーのジャケットやチェックのアンクルパンツに合わせたい、素敵な革靴がいっぱい。
こちらは紳士用ですが、「スニーカー風」白い革靴もとても気になりました。
見た目はカジュアルっぽいのに、実は革靴だなんて素敵ですよね。
濃い色のデニムにこれ合わせた男性の服装、すごい好き。
タッセルが付いている可愛らしいローファーなどもあってとても迷ったんですが、実は前々から狙っていたアイテムがあり、、、今回はこちらに、、!
ショートブーツ(雕孔卻爾喜皮底女靴 蜜糖棕)に決めた!
私が今、林果良品(Oringo)でどうしても欲しかったのが、雨の多い台湾で出番がきっと多くなるだろう「ショートブーツ」
キーシャさんからは、スウェードタイプのブラックのほうが、靴の先に防水コーティングがかかっているので、雨避けとしては便利ですよ〜と聞いていたのですが、色的にどうしてもキャメルが欲しかったのでこちらにしました♪
台湾では、ロングブーツ風の長靴を持っているのですがどうやっても蒸れるので、ずっとショートブーツが欲しかったですよね〜。
スキニーデニムにも、今日みたいなスカートにもとても合うので重宝しそうです。
大事なはき心地なんですが、靴のなかのクッションがすごく厚くて、ものすごく歩きやすいです。
レディースのサイズは、2.5(22.5cm)〜6.5(26.5cm)まであるのもびっくりです。
台湾女性は結構足の大きい人が多いので、このように展開しているんだとか。
(通常お店においてあるのは、3〜6までのサイズが多いです)
私は普段22.5〜23cmの靴を履いているのですが、靴の先が細くなっていること、ブーツには厚手の靴下を合わせるだろうということで、3.5(23.5cm)のものを選びました。
この日はパンプスで来てしまったのですが、分厚い靴下を用意してくれていた…なんとかゆいところに手が届くサービス・・!
靴下や小物も売ってるよ
ちなみに現在は革靴だけでなく、靴下や名刺など「皮」に関わる小物なども取り扱っています。「Recycle」というバックや小物を扱うブランドも扱っています。
2階カフェスペース
台中店の2階はカフェスペースになっていて、林果良品(Oringo)を利用する方がゆっくり時間をかけて商品を選べるような空間作りをされています。
ワークショップもあり
購入した革靴を自分好みの色に変えるカスタマイズや、オーダーメイドなども可能です。
(完全なオーダーメイドではなくて、選んだ靴の、高さや幅を整える感じです)
アフターサービス
購入した商品は、送料無料で自宅まで送ってもらえます!
家に真新しい靴が届いたときのワクワクといったら、もう、、。
ちなみに「林果良品(Oringo)」の革靴は1年の保証期間があり、万が一靴が壊れてしまったときは無料で直してもらえます。
それから、減りがちな靴底は、1年以内なら一度に限り無料で取り替えてもらえるんです!
アフターサービスもすごい!
台湾製の革靴専門店「林果良品(Oringo)」店舗情報
今回私が訪問した「林果良品(Oringo)台中園道店」は、西区のお洒落スポットの近くにあります〜!
住所:台中市西區向上路一段79巷52號
電話:+886-4-2301-3307
取り扱いサービス:紳士靴、レディース、プレミアム(通常のものより高級なシリーズとのこと)、皮小物、カフェサービスあり
台北には、中山と信義區にあるよ〜。
住所:台北市中山區中山北路二段72巷18-1號1F
電話:+886-2-2562-0991
取り扱いサービス:紳士靴、紳士カジュアル靴、皮小物
(中山店はレディースの取り扱いがないので注意!)
まとめ
「林果良品(Oringo)」はメイドイン台湾の本格的な革靴なのに、価格帯は5,000〜7,000元(1万7000〜2万5000円)とものすごくお高いわけではないんです。
日本の百貨店で普通に売られているノーブランドの革靴と、値段自体は同じくらい。
でも、台湾の職人さんが工場でひとつひとつハンドメイドで作っていると思うと、「生産背景のわかるモノ」のほうをつい買いたくなってしまうような気がします。
台湾のファッションブランドが好きな方は、ぜひ一度「林果良品(Oringo)」に訪れてみては?
それでは、また〜。
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