台湾政府と国民が、ワクチン接種にかなり積極的になったのは、国内での感染者がこれまで半年近く0だったのに、急に日100人〜500人規模のクラスターが発生した2021年の5月ごろから。
これまで台湾国内ではコロナに感染するリスクがかなり少なかったので、ワクチンも積極的に打つ人がいなかったんです。なのでこの頃の摂取率はたったの0.5%程度。
ですが、日本やアメリカ等からワクチン提供のほか、国内でのワクチン開発にも無事成功し、ここから3ヶ月と開かずに8/7の時点で、なんと台湾でのワクチン摂取率は36.88%を超えました。
また、8/29現在国内の感染者数も3日連続で『0人』が続いており
台湾政府と台湾に住むすべての人の『コロナ対策』には感嘆させられます
その恩恵を受けて、とうとう8/29(日)〜より29歳以上の成人にも公費のワクチン接種予約がスタートしました。
ついに、90年生まれの自分もコロナウイルスのワクチンを接種できる日が決まりました。
一時帰国時に日本の空港で打つしかないか?と思っていたのですが、居住先の台湾で先に受けられることになりました。ありがとう、台湾…。
わかりやすい仕組みのおかげで、外国人でも迷うことなく簡単にできる『台湾のコロナウイルスワクチン接種の予約(公費)』ですが、順を追う必要があるので、ワクチン接種までの流れをまとめてみることにしました。
台湾でコロナウイルスのワクチンを接種する流れ
台湾でのワクチン接種は、公費の場合(自己負担なし)は以下の順番で進みます。
- コロナウイルスのワクチン接種(公費)予約登録
- SMSで予約できる通知が来るのを待つ
- コロナウイルスのワクチン接種ページ(hp)で予約
- 実際に指定したクリニックに行きワクチン接種
コロナウイルスのワクチン接種(公費)予約登録
公費でのワクチン接種を希望する場合、まずは台湾政府が管理する『COVID-19 公費疫苗預約登記』で希望するワクチンの予約をする必要があります。
SMSで通知が届く
台湾政府の『COVID-19 公費疫苗預約登記』というコロナウイルスのワクチン接種(公費)予約に登録しておくと、ワクチン接種の予約ができるようになったとき、登録したSMSに通知が入ります。
ですが、台湾の衛星福利部(厚生労働省に相当)コロナ対策の公式LINEアカウントをフォローしておくと、逐一台湾国内でのワクチン接種状況を教えてくれるので、
SMSを受け取るよりも早く、いつのワクチン接種の予約ができるのか、知ることが出来ます。
実際、私のスマホに通知が届いたのは8月29日の11:57。
でも予約は8/29〜8/31の12時までに済ませる必要があったので、
前日までに政府からLINEが来なければ、希望のクリニックでの接種は予約できてなかったかも
ワクチン接種自体はできる状態だから通知が届くのですが、
人気のクリニックはすぐに予約が埋まってしまうので、予約は割と時間との戦いだったりする。
コロナウイルスのワクチン接種ページ(hp)で予約
満を持して8月29日の午前10時になったので、さっそく公式ページで予約をします。
手元には健保卡(健康保険カード)を用意します
- 一番左の、『身分證號(身分証番号=外国人の場合は居留証番号)』『健保卡號(健康保険証カード番号)』に進みます
- 内容を埋めて身分の照合をします
- 希望のクリニックと接種時間を選びます(台湾全国選べます)
- 内容を確認して、プリントアウトしておきます
ワクチン接種の予約は、以上で完了です。
実際に指定したクリニックに行きワクチン接種
私は、9月の2週目にワクチン接種の予約をしています。
当日の様子や、2回目接種はどうなるのか、わかったら、またこちらにまとめていきたいと思います。
こんなに早く台湾で公費でワクチン接種が受けられると思っていなかったので、本当にありがたい…。ありがとう台湾…。
それではまた〜。
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