こんにちは〜。
台湾在住のryoです。
2021年12月20日12時より、『熊好券』第二回の申し込みが始まりました。
ひとり最大で1500元(約6000円)ほど台北市から金券(電子クーポン)が配布され、台湾国内に住む誰もが受け取れ、台北市内で利用できるので、絶対に利用したい制度です。
この記事では、『熊好券』の概要と申し込み方法、使い方について簡単に解説していきます。
『熊好券』とは?
台湾政府は過去に2回、コロナ禍の国内消費を促進させるため国民に『クーポン』を配布しています。
1度目は『三倍券(1000元の現金で3000元分の金券が買えるというもの)』で2020年に、2度目は『五倍券(5000元分の金券を無償で配布)』で2021年に配布され、『五倍券』に関しては最大で2000億元(約8000億円)の経済効果を見込んでいます。
特に『五倍券』の経済効果は台湾に住む私も肌で感じられるほどで、期限付きの金券をいかに贅沢に、有効に使うかで世間が盛り上がっているように感じました。
この『五倍券』の盛り上がりを見てか?ほぼ同じタイミングで台北市が打ち出したのが『熊好券』です。
『熊好券』は、『台北通』というアプリの中で受け取れる『電子クーポン』で、台北市内のかなり広範囲で使用ができます。
使用できるのは台北市内だけですが、台湾のどこに住む人も申請でき、台北市内で利用ができます(台湾国外からは申請できません)。
申請は全て無料で、抽選になるのですが、第一回の申し込みはかなり高確率で当たり、私は1500元分(約6,000円分)の電子クーポンをGETできました♪
第一回は11月に当選発表があり、2022年1月2日までの有効期限の電子クーポンが配布されました。
第二回目の申し込み期間は、2021年12月20日午前9時〜12月30日の24時まで。
1月3日にアプリで当選確認をし、当たればその日から〜2月28日の24時まで利用できる電子クーポンが受け取れます。
第一回目の申し込みはもう過ぎてしまったので、今回第二回『熊好券』電子クーポンの種類、申請方法、実際に抽選した後の使い方について書いていきたいと思います〜。
『熊好券』電子クーポンの種類
『熊好券』の電子クーポンには以下の5種類があり、この中から2種類を選ぶことができます。
- 熊好住(住宿券|ホテルなどの旅券)当選金額:1000元
- 熊好買 (饗購券|レストランなどで使える食券)当選金額:200〜500元
- 熊愛動(運動券|スポーツ量販店やジムなどで使えるクーポン)当選金額:200〜500元
- 熊好呷(市集券|花市や伝統的な市場などで使えるクーポン)当選金額:200〜500元
- 熊好看(藝文券|誠品などの書店や映画鑑賞の使えるクーポン)当選金額:200〜500元
当選した場合の金額は、最低400元〜1500元ですが、
なるべく最大の金額で当たるようにしたいので、熊好住と他のクーポンを組み合わせて2種類で申請する人が多いようです。
ただ台北に住んでいる人は台北市内のホテルでしか使えない『熊好住(ホテル旅券)』って使い勝手が悪かったりするので(宿泊の必要がない)熊好住以外のクーポンを組み合わせて申請することもあるようです。
かなり広範囲でどこでも使えるんですが、電子クーポンが台北市内のどこのお店で使えるのか、公式サイトに全て載っているので、2種類のクーポンを選ぶ際はしっかり見ておきましょう!
参考:『熊好券』公式サイト
『熊好券』電子クーポンの申請方法(抽選)
まずは『台北通』のアプリをダウンロードします。
台北通TaipeiPASS
臺北市政府無料posted withアプリーチ
ログインして最初の画面はこんな感じ。
左上にある『熊好券 專區』かトップのバナー『熊好券』をクリックします。
5つの電子クーポンの中から、ほしいクーポン2種類にチェック入れます。
選んだら下の『登記』ボタンをクリック。
『意願登記』と表示が確認できたら、申し込みは完了です!
めっちゃ簡単〜!!
『熊好券』電子クーポンの使い方
1月3日に電子クーポンが当たっていれば、トップメニューを開き、右下から2番目の『優惠』を押すと、自分が持っているクーポンの確認ができます。
有効なクーポンを押すと、以下のような表示が出るので、一番下の『QRコード作成』を押してQRコードを出し、支払いのときに、アプリ支払いと同じようにQRコードを店員さんに差し出すだけでOK!
使い終わると、このように電子ハンコが押されます。
最後に
今回は、台北市が配布する『熊好券(電子クーポン)』についてまとめてみました。
台北市単独では、第一回、第二回と合わせて最大で3000元(約12,000円)の配布が電子クーポンでありました。
国全体の三倍券(実際の配布額は約8000円)と五倍券(約2万円)、それからこの記事では書いてないですが、台湾が2021年に国として配布した電子クーポン(一人当たり最大配布額:3,488元=約1万4,000円)を合わせると、
台湾政府はコロナ禍に国民に5万4,000円分のクーポンを支給していることになります。
しかも期限を設けているので、全部ちゃんと何らかの形で使われていると思われます。
日本政府も現在、コロナ禍の国民支援第二弾として、10万円の支給をクーポンにするかしないか云々で揉めていますよね…。
台湾で電子クーポンの恩恵を受けてきた私からすれば、なぜ国でさっさと電子クーポンの発行ができないのか、クーポン発行にかかる費用が悪い方向に報道されて(これも雇用では?そもそも貰えるだけよくない?)、中央政府と地方政府が揉めて結局ゴネて現金がまかり通るのか、謎です(汗)。
現金でもらったら私も確実に貯金に回すと思います。
強い国には強い政府も必要だと思う今日この頃…。
それでは、また〜。
引用①:熊好券第二波登記開跑 如何登記?怎麼用?最高千元抽獎祕招一次看
引用②:熊好券第2波抽獎來了!台北通APP登記意願步驟、熊好券7大QA讓你千元到手!
引用③:轉型、振興一次到位!2021台北熊好券怎麼玩?看過來~
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