台湾男子の特徴とは?ここが好き・嫌いをまとめてみた

国際結婚
ryo
ryo

「台湾男子って優しい!ジェントルマン!」がバズれば、「いやいや、台湾男子は結婚したら釣った魚に餌をやらないから!」と言われるご時世(否定はしません)。

我が家の台湾男子(男子?)も、付き合いたて、結婚後、出産後で変わったような、変わってないような。

知り合って10年目になる節目に、いいところ、悪いところをまとめてみました。

うちの夫はもしかするとあまり典型的な台湾男性ではない可能性が高いですが、サンプル程度にみていただければ…。

それから、自分の彼と誰かを比べて羨ましがったり、将来を心配する必要はないです。

ryo
ryo

誰かと自分の彼は違うので、自分の彼を、自分好みに教育していけば万事おKです。

サンプルのスペック

我が夫のスペックを簡単に。

  • 33歳(一個年上)、日本で言うなら平成生まれ
  • 南投の観光名所出身ながら田舎の山育ち
  • 万年物理・機械工学専攻の理系、機械に強い、出会うまで非モテ系
  • 非マザコン、親戚ほぼいない珍しいタイプ
  • 口数少ない、友達少ない、社交的ではなくインドア、スポーツやらない、芸術興味ない
ryo
ryo

あれ、どの辺を好きになったん…?

台湾男子のここが好き

ryo
ryo

すみません、「台湾男子のここが好き」という見出しですが、我が夫の良いところというだけで、たぶん全ての台湾男子の特徴というわけではないです。

家庭的

夫は家事が完璧で、私よりもきちんとしてます。料理は何を作ってもプロレベルに美味しく(なんで同じ調味料でこの味?っていつも思う)、掃除や片付けの手際もすこぶる良い。

私は料理下手で家事も嫌いなので、ありがたい反面、よく嫉妬してます、私だってやれば出来るのに!って(笑)。

ryo
ryo

じゃあ率先してやれよ

子育て協力すごい

子育ては、もはや「協力」というレベルではないです。主体的にやっているので、子供もパパが大好き!

ありがたい反面、私から見ると過保護に思えて、うるさいなと感じるときも時々あります(笑)。

ryo
ryo

お肌が荒れてるからあの薬に塗っておいてとかマメにLINE来ると、出た小姑!って思う、それより自分のヒゲを剃れよ?

私が心地よく過ごせる環境作りをしてくれる

出会って10年経っても、私が故郷(日本)にいるのと同じように心地良い環境で過ごせるための努力をしてくれるのがありがたいです。

例えば、外食や出前(Uber eats)を頼むときに私が食べれる食べ物を選んでくれる(実はゴリゴリローカルの台湾料理が私は苦手です)。

一緒に私の実家に帰り、便利で良いものがあれば、同じものを台湾で購入して、同じような環境を再現しようとしてくれる(例:実家で使っていた柔軟剤の写真を撮って、台湾のネットショップで買ってくれる等)のが、優しいなあと思います。

察する能力、気遣いがすごい

あ〜、今これやってもらえると助かるな、とか、私がいない間にこれやっていてくれるのかな?と思うことは大体やってくれてる。

ryo
ryo

ありがたい反面、自分も確実に同じことを求められている気がしてプレッシャーに感じることもある。

家族を養うのは当然マインド

我が家は、夫も私もフルタイムで働いているのですが、金銭面では率先してお金を出してくれます。生活や育児に必要なものを言わなくても気づいて自ら買ったり準備してくれているほか、私や子供の保険、日本一時帰国の家族の旅費なども何も言わずに払っていてくれます。

ryo
ryo

頼んではないし、自分で出しても全然良いのですが、これが彼の家族に対する優しさなのかも、と思いありがたく受け入れています。いつか私を金銭的に頼ることがあれば快く出せるように自分のお金はヒッソリと貯めてます。

平成時代の台湾育ちなので男尊女卑という考えは全くないのですが、意外と「家長制度」みたいな考えが体に染み込んでいるのかもです。

守ってくれる

これも家長制度の考えが関係しているのかもですが、何かといろんなものから「守って」くれようとする感じがします。汚れ役を買って出るというか…。

例えば、買い物に行けば、支払いや重いものを持ってくれる、その間に私は子供を抱っこして安全な場所で待っている、とか。

外食で私や子供が美味しい!といえば、自分は食べずに分け与えてくれたり。もうお腹いっぱいで食べれない〜というタイミングでの残り物を食べ始めるのがうちのパパ…。

ryo
ryo

こういう姿を日頃からみていると、家族3人で無人島で遭難などしたら、きっと夫は飲まず食わずで、子供や私に食料を分け与えて自分は耐えるんだろう…などと想像し深い愛情を感じて涙が出そうになることがあります

と、まだまだありそうですがザッと思いついた良いところはこんな感じです。

台湾男子の嫌なところ、直してほしいところ

ryo
ryo

これまた主語の大きい見出しになっていますが、うちの夫の話で、サンプルだと思ってみてください…

審美性がない

もう嫌なところ、これに尽きる(笑)。見栄とルッキズムの東京育ちの私が正解じゃないのも分かってますが…。

子供が生まれる前までの夫は、髪型も服装も何かと私の意見を取り入れて(尊重して)、一緒に日系サロンに行ったり、セットを勉強するなどしてくれてました。が、今は全くなくなりました。

髪の毛は、私の家族が台湾に来る頻度くらいでしか切らないので(3〜4ヶ月に一度?)見るに耐えない状態なのを、毎日キャップでまとめて、無精髭ヒゲ剃るのが面倒だとマスクしたりしてます(笑)。

ryo
ryo

一応対策はしているらしい(笑)。

仕事はそれでいいんか?平日5日間、上司は何も言わないんか?と日々思ってますが、その辺にいる男性を見る限り、会社の人間も同じようなものなので何とも思ってはいないんでしょう。

ryo
ryo

子育てが忙しくて時間がないと言うのですが、別に平日そんなに早く帰ってこなくても、毎日自炊しなくても良いから30分で髪の毛切ってきてと私は思うわけです

24歳で出会った頃は田中圭似だとにわかに思っていたのに、今はクレヨンしんちゃんの四郎さんにさえ見えるときがある…

四郎さん
クレヨンしんちゃん(TV朝日)

また、これは理系で倹約生活育ちの夫だからだと思いますが、芸術にすこぶる興味がないです(汗)。クラシックや、西洋美術なんかはそのもっともたるもので、そんなことに興味がある人は全員「假裝(かぶれ)」だと思ってるそうです。

ryo
ryo

まあ、私も芸術は詳しくないし否定はしないけど

言葉が足りない

よくおしゃべりで友達の多い台湾男性の話を聞くのですが、我が夫は言葉数が少なく、インドアで友達もあまりいないタイプ。

さらに人をよく観察していて、家族に対しても気が利くので、いちいちあれこれ言葉にすることが少ないんです。で、これが喧嘩の原因になったりします。

聞いたことに対して全然返事がないとき、そのまま押し進めると実は間違ったことになったりして「言ってよ!!」って喧嘩になります(というか私が一方的に怒ってます)。

否定的で人を誉めない

これは台湾人特有なのでは?と思うのですが、なんでもとにかく「否定から入る」ところがある気がします。普段言葉が足りないくせに、何かを話すと

「不是~(違う違う)」とか

「不要〜(〇〇しないで)」で返されると、なんかもう会話する気がなくなります(呆)。

ryo
ryo

どんな立場で私の言うことを否定してんの?って思う

これが正解、不正解のわからない小さな子供に対してかける言葉ならまだしも(それでもあまり使いたくないけど)、30すぎの大人である私に言う言葉でないなと。

言われるたびに「そう言われるの嫌だからやめて」と話して「分かった」など言ってくれますが、直る気配はあまり無し。

ryo
ryo

たぶん彼自身、台湾で生きてきてから今まで、ずっと他人に言われ続けてたんだと思います。親とか、先生とか、上司とか全ての人から。台湾ではこういう言い方する人めちゃくちゃ多いので、台湾の文化なんだなと思ってます。

台湾以外のどこかで暮らした経験がないとこれは直らないかも。

目を見て話さない

大事な話でなくても、人が話をしているときに相手の目を見ないってすごい失礼だと思うのですが、アジア人は人の目を見て話をしないってよく言われますよね。

夫も誰に向かって話してるんだかわからないような視線で、私に声をかけることがあります。これも何度も言ってますが、「不習慣(慣れない)」らしいです。

ryo
ryo

台湾の職場で、「おはよう」と声かけても誰も返事しない(いじめられてるわけじゃなくて、割とこんな職場多いです)とか普通にあるので、まあこれも文化よな、と思ってます

台湾男子は釣った魚にエサはやらない?

巷でよく聞く「台湾男子は釣った魚にエサをやらない」論ですが、わかるようなわからないような両方の気持ちです。

我が家でいうと、付き合いたて→同棲→結婚まではほぼ変わらなかったです。むしろ家事スキルなど相手のいいところがどんどん見えてきて、よかったです。

変わったかなと思うのは、産後です。

何が変わったかというと、やっぱり優先順位が子供>配偶者になります。そこが寂しいのですが、これはまあ私も同じなのでお互い様かなと。

優先順位が子供>配偶者になることで、上記で紹介した長所も短所もどんどん明確に伸びていくという感じです。

私が思う「嫌なところ」は彼も外で他人やお客さんにはしないことだと思うので、子供が生まれる前までは彼自身それなりにコントロールしていたことが、子供という優先的な存在ができたことによって、優先度が下がり蔑ろにされていった、と言う感じ。

ryo
ryo

結論「良いところ」も「悪いところ」も本人の本質的な部分なので、結婚したから、とか子供ができたからといって「変わる」ことないと思うんです。

まとめ

国際結婚って、難しいですよね。

日本人同士の結婚と比べて国際結婚はレベチに大変、という意見も概ね同意です。

知り合って9年、結婚して3年、子供できて1年の日台夫婦としてはまだペーぺーですが、言葉も育った環境も文化も違うふたりが夫婦として仲良く過ごしていくのには、やっぱり「ここはOK」「これは無し」というのを自分の中で決めておき、発生するごとに伝えることが良いのではないかと思います。

そして自分が納得していれば、他人と比べて「え、うちの夫婦これおかしくない?直さなきゃ!」と思う必要もなし、自分がそれでよければいい、と思えることが円満に繋がりそうです。

長年連れそうのもよし、別居するもよし、離婚するもよし。

ただ「この人は絶対にダメだ」と思ったなら子供ができる前にお別れしたほうが良いと思います。生まれてくる子供を幸せにする義務は、子供を作った以上必ずあるので。

ryo
ryo

今見えている長所や短所に問題ないのなら、起きもしない未来を想像してパートナーを困らせないほうが良いと個人的には思います。

それでは、また~。

コメント

タイトルとURLをコピーしました