どうも、職場への交通費がバスの往復で月600元(2300円)のryo (ryo_lfmp)です。
(たまに財布を忘れてただで乗せてもらうことがあります…)
さて。台北市長の柿P(市長のあだ名)が、台北&新北MRTとバスやYou bike乗り放題で1,280NT (4,000円)/月の定期券販売を、4月16日より販売することを決定したとのことで、台北中が歓喜しています!
簡単にソースを訳し、各市長のコメントなどもまとめてみました。では、どうぞ。
1ヶ月1,280元の定期券が販売される背景
これまで1,500-2,000元の間で話し合われていた定期券ですが、
最終的に台北市長と新北主張の間で1,280元で合意された様子。
定期券は3月13日から購入することができ、
今悠遊卡(easy card という台北のPASMO的な交通カードです)や悠遊Debitカードを持っている人は、今持っているカードにそのまま設定を
カードを持っていない人は、自動チャージ機で誰でも簡単に購入ができるんだそうです。4月16日より全面的にサービスが開始します。
実際にどれくらい得するの?
【例】動物園駅から淡水駅まではこれまで通常、悠遊カードを利用して電車に乗ると、 8 折(20%オフ)で計算されるため、 1日104 元* 22日とすると、 2,288 元程かかっていました。今後は、1,280NT/月になり、 1,008 元程節約できる計算になります。
各市長のコメント
台北市交通局長の陳學台
「雙北(台北と、新北のふたつの北という意味です)以外の地域に住む費用は安いけれど通勤にはお金がかかる。定期券を販売することで、国民の負担を軽くすると共に、現在車やバイクで移動している人たちに公共の乗り物の魅力を知ってほしい」
新北市長の朱立倫(写真左)
「現在MRTは平均して200万人に利用され、バスは210万人が利用していますが、これから利用者はさらに増えるでしょう。空気汚染の減少にもなります。」
台北市長の柯P(写真右)
「近年の台北市では、乗り物は絶えることなく増え続けているにも関わらず、道は増えていない。台北市の交通狀況が非常に悪くなっていないことは素晴らしいが、今後の交通問題を会越するためにも、国民には公共機関をもっと利用してほしい」
だそうです。
会社が交通費を支給してもバイクは減らないかもしれない件
台湾に3年以上住んでいると、周りにあるバイクだらけの環境にもなれてきます。
空気汚染の原因でもあるし、歩いている身としては臭い、うるさい、邪魔なのでそりゃ出来れば少なくなってほしいですが
バイク通勤者が多いのは、「節約」だけでなく、単純に「早くて便利」だからだと思うんですよね。
台北市内ってコンパクトで街歩きしやすいんですが、電車やバスで少し行くとすぐに次の駅につきます。
バイクに乗れば、電車で数駅の場所でも5分で着くこともあります。
特に出勤時は、朝できるだけ遅くまで寝ていたい、という人が多いと思うので
いかに通勤時間が削れるかっていうのが、台湾人にとってはかなり大事なようです。
車だと渋滞しますが、バイクだと比較的車の間を潜って好き勝手に運転ができるので楽チンです。
まあ、そんな身勝手なバイクが多いから車が渋滞するのですが。
台湾の空気汚染は、住んでいても結構酷いなと感じることがあるので、バイクは将来的には電動に全面的に替えるか、少なくなってほしいですが
すでにバイク産業として、日本のカワサキやホンダ、ヤマハと相当な額の貿易額になっているようでこれを安定的に輸出しないと日本との関係も悪くなるらしいです。
そう言われると、少し申し訳ない気持ちになります。
東京でバイク乗っている人全然いないのにね。バイクの文句ばかり言うの、もうやめよ。
というわけで、職場からバスで10分程度の場所に住んでいる私にとっては、1,280ドル(月)の定期券は全然お得じゃないんですが
かなりの人にとっては、お得でMRTに毎日乗りたくなる定期券。
1ヶ月だけ、試してみたい気もします。
降りたことのない駅とか降りて、たくさん電車やバスにのってみたいな。
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