海外在住者にもオススメな日本のネットバンクなら「ソニーネットバンク」。

お金・社会保障

海外に長く住んでいても、日本の銀行口座っていろんな場面で必要になりますよね?

例えば、

・国民年金の振込や、受け取り

・既存クレジットカードの支払い

・新規クレジットカードの申込(残高証明に利用)

・日本円での資産運用

・日本から仕事を受ける場合

などなど、海外に生活の拠点があったとしても

お金のことを真剣に考えれば考えるほど、日本の銀行口座は必要になってきます。

今回は、私がヘビロテしている日本のネットバンク「ソニー銀行」のネットバンキングのメリットやデメリット、使い方などを紹介します◎

海外在住者がソニーバンクを利用するメリット

海外からでも利用が可能

私が「海外在住者はソニー銀行口座を作ったほうが良い」と思う一番の理由は、「ソニー銀行」が公式に「海外在住者の口座保有」を認めているからです◎

一部取引に制限はありますが、ソニー銀行は海外からでも

・円、外貨預金

・振込

・国内他行からの振込

・国内外からの外貨送金の受け取り

・出国前に組んだ住宅ローンの継続

が可能。

これって、メガバンクや信用金庫、他のネットバンキングでは認められていないことなんですよね。

ネットバンキングでの預金や振込なんて、先に口座作っておけば海外からでもできるじゃん!と思われるかもしれませんが

最近は海外キャリアからのアクセスを拒否しているアプリが増えていて、いつ使えなくなるかも分かりません。

これまで使えていた日本のネットバンキングが、急に使えなくなったりすると、精神的にもかなり不安になりますよね。

それなら、始めから公式サイトで「海外在住者も使えますよ!」と公表しているソニー銀行で口座を作り、日本円を安全に持つほうが安心できます。

無料で発行できる「Sony Bank WALLET」が超便利

出典:Sony Bank WALLET

ソニーネットバンクに口座を持つと、銀行のキャッシュカードとデビッドカードが一体となった「Sony Bank WALLET」が年間手数料、発行手数料完全無料で発行できます。

この「Sony Bank WALLET」が、日本円を稼いで海外で生活する人からみるとかなり便利ですごいんです。例えば…

世界11通貨の預金とATMでも引き出しが可能

出典:Sony Bank WALLET

ソニーバンクでは、世界の11通貨の預金と、引き出しが可能。

残念ながら台湾ドルは入っていないので、ソニーバンクの普通預金銀行から直接台湾ドルを下ろすことはできないのですが、この11か国の中ではアメリカや香港に行く機会が多いのでとても便利。

「Sony Bank WALLET」では、こんなATMの使い方もできます。

海外ショッピングの手数料が無料

またSony Bank WALLETを使って海外でお買い物をすると(VISAカードなので世界中で使えます)国際手数料が無料です。これは本当にお得。

日本で発行したビザやマスターカードでも勿論海外で決済ができますが、1.3〜2%程度の国際手数料が掛かってます。通常のVISAクレジットカード(1.63%)で1,000円のモノを購入した場合、16.3円の手数料が必ずかかっているのに、これがなく国内と同じように普通にお買い物ができちゃいます。

国内でカード利用の現金還元率も0.5〜2%

ちなみに、Sony Bank WALLETを国内で使う場合は、0.5~2%の現金還元があります。

まあ基本は0.5%なので、これだと手持ちのクレジットカードのポイント還元のほうがお得かもですね〜。

海外送金の受け取り口座として使える

出典:ソニー銀行

今こそ日本円を稼いでいる私ですが、台湾の会社を辞めるまでは常に台湾ドルで給与をもらっていて、日本円は減っていくばかりでした。

年金や保険の支払い、まとまった日本円が必要なときに、台湾の銀行から日本に海外送金をしていたのですが、その受け取りに「ソニーネットバンク」がとても便利なんです。

通常海外送金をするには通常、送金手数料(海外の銀行からの送金手数料)、為替手数料(外貨から円に両替するときに発生する費用)、中継銀行手数料(受け取り先の銀行の規模が小さくて、海外の銀行と業務提携を結んでいない場合だと、中間業者を通すのでその手数料)、受け取り手数料(日本側の銀行がお金を受け取るのに掛かる手数料)の4つの手数料が発生します。

私の経験上、

①送金手数料:約1500円(台湾銀行側の手数料)

②為替手数料:約500円(台湾銀行側の手数料)

③中継銀行手数料:約2000円(日本側の手数料)

④受け取り手数料:約4000円(日本銀行側の手数料)

で、約8000円近く掛かります(※日本円に換算して約50万円程度を送金した場合)。

で、ソニーバンクだとこの④受け取り手数料が無料になります。

海外在住者がソニーバンクを利用するデメリット

私的に超使いやすくてお気に入りのソニー銀行ですが、完璧ではないと思う点(デメリット)についても記載しておきます。

口座開設は日本で済ませる必要あり

海外在住者にも保有を認めている銀行ですが、申し込みには日本の電話番号と住所が必要です。

電話番号は050〜でも作れますが、実家もない人は親戚や友人の住所を借りないといけないのでちょっと面倒かも…。

ソニー銀行からの海外送金はできない

外国から送金を受け取ることはできますが、ソニー銀行からの海外送金はできません。

今は日本円を主に稼いでいるので、まとまった金額を台湾に送ることができないのは正直マイナスです…。まあ通常の生活レベルや旅行程度なら、Sony Bank WALLETげ現金が引き出せるし、カード払いでも手数料が無料だからあんまり問題ではないんですが、海外の長期在住者にとってはちょっと問題かも。

アフィリエイトの提携なし

ブロガーたるもの、新しく銀行口座を開設したり、クレジットカードを作るときには「自己アフィリエイト」をチェックしておきたいところですが、ソニーバンクはアフィリエイトの提携がありません。

ただ30万円以上を預ける場合には、ご家族・ご友達紹介プログラムというものがあって、紹介する人は1,500円、紹介されて口座開設した人は2〜4,000円受け取れるようになっているので家族や友人通しで作る人は利用するのがお得かもしれません。

最後に

ソニーバンクは確かに使いやすいですが、ペイジーにも対応してないので国民年金のネット上での振り込みができないし(3大大手銀行、ゆうちょのみ対応)、海外送金もできないので、単発使いは難しいと思います。

ただ公に「海外在住者の保有」を認めている銀行なので、最後の砦というか…大手銀行が使えなくなったときに持っておくと安心のネットバンキングです。

ほかにも海外在住者(主にアジアや台湾)の資産形成や節約に関する記事を「マネー」カテゴリーにまとめていますので、ご興味のある方はご参考ください〜。

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「お金・社会保障」の記事一覧です。

それでは、また〜。

 

【参考資料一覧】

ノマド的節約術

海外送金ラボ

すごいカード相談所

MONEY Knit 

留学マスター

 

 

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