楽天銀行から台湾へ海外送金する流れ

お金・社会保障

こんにちは〜。

台湾在住のryoです。

私は2021年の1月から個人事業主として、日本円を得ながら台湾で生活をしているんですが(円安で死んでます)、台湾での永住権取得のためにまとまったお金を台湾の口座に入れておく必要が出てきました。

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7年間台湾で働いて貯めてきたお金は、別の目的に全部使ってしまい、

実は今台湾の銀行口座にはほとんど預金を入れていないのです…

一旦夫に借りて、永住権とったあとにすぐ戻せばよかったんですが、直前にくだらないことで喧嘩しまして、「お金貸してとか絶対頼みたくない」と意地を張り、結局日本の銀行から台湾の銀行にまとまった金額を送金したので、楽天銀行を使った海外送金の方法などを記録しておきます(笑)。

日本からの海外送金はどの方法が一番お得?

日本の銀行口座から日本円を海外口座(台湾の口座)に移すのに、私がこれまで試したのは以下です。

  • 銀行窓口からの海外送金(三菱UFJ銀行:手数料8,000円程度)
  • 三菱UFJ銀行ネットバンキングからの海外送金(手数料:5〜6,000円程度)
  • 楽天銀行ネットバンキングからの海外送金(手数料:1,750円)※円のまま送金する場合は+3,000円

銀行窓口からの海外送金は日本にいる家族にしてもらいましたが、ネットバンキングからの振り込みであれば、日本にいても海外にいても(台湾にいても)、事前に海外送金ができる環境を作っておけば問題なく送金ができます。

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個人的には台湾へのまとまった金額の送金には、「楽天銀行」から、「台湾の銀行で作った日本円外貨口座」に「日本円のまま」で送金するのが、手数料安&為替リスク軽減で一番おすすめ。

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定期的に台湾へ送金する人で「この方法のほうがいいよ」というのを知っている人がいたらぜひ教えてくださいまし・・・。

楽天銀行から海外送金するのに必要なこと

楽天銀行から海外送金をするには、事前に以下の準備をする必要があります。

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海外送金自体はめっちゃ簡単だけど、初めて送金するまでの下準備は結構面倒臭いかも

  • 楽天銀行の口座開設(ネットでOK)
  • 海外送金の申し込み(ネットでOK)
  • マイナンバーカードの登録(通知カードでもOK)
  • マイナンバーカード登録後に申し込み申請が降りたあと、送金する海外口座の登録
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日本に頻繁に帰る or 中長期で滞在がないとなかなかこの環境を整えるのは難しく、私も2ヶ月半ほど帰国してやっと環境を整えることができました…。

銀行口座の開設とマイナンバーカードの申請は各自でやるとして、ここでは「海外送金の申し込み」と「海外口座の登録」、それから「実際に送金してから受け取るまでの流れ」について書いていきたいと思います〜。

海外送金の申し込み方法

楽天銀行にログインできるようになったら、ログイン画面から「海外送金」のタブをクリックして、「海外送金の申し込み」をします。

私は台湾の銀行口座に「日本円口座」を開いていて、レートがいいときを見計らって台湾のネットバンキング上で頻繁に外貨に変更するなどしているのですが、「日本円口座」を持っていない現地に送金をするときは「海外送金シミュレーター」で先にレートを確認しておくと便利です。

ちなみに楽天銀行では1回(1日)に送金できる金額は日本円にして100万円までと決まっています(大体どこの銀行も同じです)。

なので上限に引っかからないように、例えば20万元(台湾ドル)ほど台湾口座に送金しようと思った場合…

91万2000円(なんと、レートが 4.56!!=x 0.219!!)+1750円手数料=913,750円で送金ができます。

同じ日に、91万2,000円を台湾の銀行(日本円外貨口座)から台湾ドルに換金した場合、91万2,000円=20万4,380元(x0.224)だったので、4,380元(=19,972円)ほどの差がありました…。

日本円で送金するのには+3,000円の手数料が掛かるので、ここから-3,000円を引いたとしても、91万2,000円を台湾に送金するなら日本円のまま入金したほうが+16,972円ほど得するということになります。

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とはいえ今は円安で、日本円:台湾ドルのレートが最悪なので、私は今回送金した日本円はそのまま台湾の銀行に預けておき、必要な時だけ換金する形を取ると思います…。レートがマシになったときに好きな額だけ換金できるのも、「日本円のままで海外送金をする」メリットです。

さて、海外送金の申し込み申請に戻ります。

「送金」をする自分自身の情報を英語(ローマ字)で入力します。

大体どれくらいの頻度で、いくらくらい入金するのか、なども入力項目のひとつにあったと思います。

月にちまちま30万も送らないけどね〜

申し込みが完了すると、このような画面が出てきます。このときに出てきた「申請番号」を控えておきましょう。

続いて、マイナンバーの送付をします。マイナンバーの登録は、楽天銀行のアプリを利用するのが簡単で便利です…!

確かこのときわたしはまだマイナンバーカードを受け取れていなかったんですが、マイナンバー通知カードだけでも書類確認が通り、海外送金の申請が通りました。

ryo
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申請してから実際に利用できるまでは、1週間とかからなかったと記憶しています。

海外口座の登録

続いて、入金する「海外口座」の登録方法です。さきほども書いたのですが、おすすめは台湾の銀行でも「外貨口座」を持つことです。

とりあえず日本円で入金して、レートがよさそうなときに、自分の好きなタイミングで好きなだけ換金できます。

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私の使っている銀行では(中國信託銀行)、自分の口座内で外貨を換金するのに一切の手数料もかかりません。

口座登録には口座番号だけでなく、SWIFT番号、また入金先の銀行の住所なども英語で正しく入力する必要があるので、事前に調べおきましょう。

中國信託銀行だと、自分の口座にログイン後(台湾ドルでも、外貨の口座でも)「口座をシェアする」という項目があって、SWIFTコードまで含めた口座番号をコピペできるので間違いがなくて便利です。

送金区分や、送金目的、手数料の負担区分なども記入します。

これで、受取人の登録が完了!

受取人登録を先にしておくと、今後の海外送金がめちゃくちゃ楽になります。

実際の海外送金〜受け取りの流れ

実際の送金時は、事前に登録した受取人を指定し、通貨、金額、送金区分などをを入力します。

送金完了すると、この画面に映るのですが、送金の手続きが完了してからも、ステータスは「お手続きの処理中です」になっています。

実際に楽天銀行のステータスが「送金手続き完了」になるまで、1時間ほどのタイムラグがありました。

14:19に送金完了して、ステータスが反映されたのは、15:18

楽天銀行からの海外送金自体はめっちゃ簡単だったんですが、台湾の銀行口座で受け取れるまで、今まで試してみた他の銀行と比べると(三菱UFJ)かなりのタイムラグが結構生じたので緊張しました…。

途中でWESTERN UNIONから、GLOBAL PAYシステムを使って送金しています…なんて連絡が来たのも「三菱UFJ銀行」で振り込んだときには無かったもので、

日台ともにゴールデンウィークで休みの日に送金したからかもですが、5/2(月、台湾祝日)の15時に送金完了と表示されたものが、台湾側の銀行で受け取れたのは5/7(月)の朝でした。

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前に日本帰国中にUFJ銀行からネットで海外送金をしたときは、日台両方の銀行口座で「即時」入金が確認できたんですよ…(確かに平日だったけど)。だから楽天でこんなに時間が掛かるとは思ってもいなくて超焦りました…。

台湾側での受け取り

台湾側で送金が確認できると、まず台湾の電話番号にSMSメッセージが届くので、送られてきたURLをクリックし、承認を済ませます。ただこれはSMSメッセージのURLでないと承認できないわけではなく、スマホアプリからでも承認ができるので、海外にいても自分の台湾の銀行口座で海外送金の受け取りはできます。

海外送金の使い道を「常用申報性質」から「生活費収入」など適切なものを選びます。

これで受け取りの手順すべて完了です…!

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台湾の銀行に聞いたところ、前回なぜ即時反映されたのかは分からないが、通常海外送金は通常平日から中3日掛かるからそのつもりでいたほうが良い、と言われました(汗)。

いや〜、居ても立っても居られない1週間でしたが、無事に受け取れてよかったよ…。

最後に

今まで台湾の自身の口座に海外送金をするときは、日本にいるときに行っていたんですが、今回初めて台湾からやってみて、少し緊張しました。

日本の銀行側に何かあったときに、気軽に問い合わせができないからです(国際電話ならありますが…)。でも日本から送金すると、今度は受け取り側の体制が気になったり…と、やはり大金を送金するのは精神的にも疲れるし、リスクもあるなあ、と再確認しました。

今回は永住権の取得に際してまとまった現金が必要で、海外送金を利用しましたが、今後は台湾ドルの収入を今より増やすか、どうしても必要な場合にはレートが悪くてもチマチマとATMで下ろしていくのがいいかもなあと改めて感じました。

また日本円→台湾ドルのレートが一番良さそうな銀行のATMやキャッシングサービスを見つけたら、ブログにもまとめていこうと思います〜。

それでは、また〜。

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