こんにちはー!
台湾在住のryo(ryo_lfmp)です。
私が勤めている会社では、毎年7月頃になると「健康診断」があるのですが、
自分の体の症状を説明するのって、中国語が堪能な自分にとっても少し難しいんですよね…
台湾生活も5年になり、話す、聞く、新聞や本などを読む、文章を書くなどは出来るので、日常で中国語に困ることはほとんどないのですが
それでも「医療用語」だけは普段あまり使わないからか、うまく説明できないことが多々あります。
体調が悪いときに一生懸命中国語で説明をして、「あ?」とか大声で聞き返された日はわりと落ち込みます。笑
(中国語の「あ?」は、日本語の「え?」と同じ意味合いです。相手に威嚇の意思は全くないのですが、わかっていても落ち込んじゃいます。)
この記事では、私が台湾企業での健康診断を通して
お医者さんや看護師さんに聞かれて分からずに聞き直したことや、「この言葉よく使うなー」と思った
病院や健康診断で使える中国語のフレーズを紹介していきます。
それでは、どうぞ。
病院(診所)で使える簡単な中国語フレーズ
まずは、健康診断ではなく病院で使える中国語のフレーズをまとめてみました。
風邪を引いて近くの小さな病院(診所)へ行くとき
お医者さんに「今天怎麼了(ジンティエンゼンマラ?/今日はどうされましたか?)」を聞かれたときの症状を中国語で説明する場合。
・喉嚨疼(ホウロントン/喉が痛いです。)
・拉肚子(ラードゥーズ/下痢気味です。)
・打噴嚏,流鼻水(ダーペンティーリゥビーシュイ/くしゃみ、鼻水が止まりません。)
・胃很疼,也想吐(ウェイヘントン、イェシャントゥ/胃が痛くて吐き気もあります。)
また聴診器を当ててもらっているときに「シェンフーシー(深呼吸)」と聞こえてきたら、それは
「深呼吸してください」という意味なので、日本で診てもらうときと同様、お医者さんの指示にしたがって深く深呼吸しましょう。
そして、これは私がよくお願いするフレーズですが、
・不好意思,我不吃粉末要。還有太大顆粒的吞不下去每次都吐…能否幫我挑小顆的嗎?
(すみませんが、粉末薬は飲めません。錠剤は大きいものだと喉に詰まって飲み込めないので、できるだけ小さいものをお願いします)
台湾のお薬って、日本のものに比べて錠剤がすごく大きかったりコーティングがされていないので苦くて飲みづらいんです。
大人なのにワガママかもしれませんが、どうしても喉に詰まって吐き出してしまうので、こう伝えています。
話すと、ほとんどのお医者さんが小さくて飲みやすいサイズの錠剤に替えてくれたり
替えがないものは薬剤師さんが半分にカットしておいてくれたりするので助かります。
※こんなにちっちゃくしてくれたー!
中華圏での健康診断で使える中国語フレーズまとめ
台湾で「中国語オンリーで健康診断を受ける」という状況にある人のほうが少ないかもしれませんが…、せっかくなので健康診断で使える中国語フレーズについても簡単にまとめていきます。
レントゲン(X線)
レントゲンを台湾では「X線」呼びます。
発音ですが、Xをエックスと呼ぶ場合もありますし「チャー(バッテンのバツ)」と呼ぶ場合もあるので、慣れておきましょう。
X線検査時は「項鍊手錶都不能帶喔(シャンリエンゲンショウビアオドウブーノンダイ/ネックレスや時計は外してくださいね)」と言われるので、外してケースにでも入れておきましょう。
そのあとは、日本と同様に「シェンフーシー(深呼吸してください)」と言われるのに従い、終了!
採血(抽血檢查)
採血は、中国語で「抽血檢查(チョウシェジェンチャー)」と言います。
採血のときによく聞く中国語のフレーズは、こんなところかな。
・「輕鬆一點~(チンソンイーディエーン/はーい、力を抜いて〜)
・「刺一點點喔〜(ツーイーディエンディエンォー/ちょっとチクっとしますよ〜)」
・「結束了!要壓著2分鍾喔!(ジェシューラ!ヤオヤーズリャンフェンチョンオ!/はい、おしまい!2分間押さえておいてね)」
そうそう、私台湾では女性の看護師さんで採血が下手な人に当たったことが一度もないんですよ。
運がよかったのか、それとも台湾の看護師さんが上手なのか。
みんな針を刺すのに迷いがなくって、あっという間にピッとさし、終わるんですよね〜。
一度だけ、台大醫院で研修生の男の子みたいな人に採血されたとき、すごく痛かったかな…。
個人的には、大きな大学病院のほうが新人が多くて採血が痛いイメージです。あとはなぜか、どうやっても女性のほうが手先が器用に感じるんだよね。
身長・体重を測る(升高/體重)
中国語で身長は「升高(シェンガオ)」、体重は「體重(ティーチョン)」です。
身体測定のときは、体重計も同時に測れる機械の上に立って身長と体重を同時に測ってもらうことが多いですね。
乳がん検査(乳房檢查)
さて、ちょっと難しいワードが飛び出す「乳がん検査」
今回健康診断で、+800元の追加で乳がん検診ができたので、お願いしてきました。
乳がん検診は、中国語で「ルーファンジェンチャー(乳房検査)」と呼ぶらしく、漢字を見ればわかるけれど聞くだけだと馴染みがなく分からない単語でした。
・「這裡有一塊自己摸得出來嗎?(ツァリヨウイークァイ、ズージーモーダチューライマ?/しこりがあるの触って分かりますか?)
・「遺傳的(イーチュアン/遺伝性のものです)
「しこり」って中国語では適切な単語がなくて「硬いの」とか「ひとつの」とかで訳されます。
生理前で胸が張っているだけでガンの心配はないとのことでしたが、
私は胸の組織(?)が密度が詰まっておらず、スカスカしているので、これは遺伝だそうですが乳がんになる確率が他の人より高めなんだそうです。(とはいえ大体6割の女性がこういう状態なんだとか)
だから最低でも1年に1度は検査をしておいたほうが良いとのこと。聞けてよかったな。
そのあと母に聞いてみたら確かにその通りで、祖母に関しては80代で乳がんになって摘出していたようです。気をつけないとな〜。
尿検査
尿検査は中国語で「ニャオジェンチャー(尿検査)」と言います。
漢字だとそのままなので分かりやすいですね。
私が今回尿検査で使った中国語のフレーズは、
・「今天尿不出來了,可以再改天嗎?(ジンティエンニャオブチューライラ、クゥーイーザイガイティエンマ?/今日はおしっこでないのでまた次回提出しても良いですか)」です(恥)
いやあ、内視鏡検査のあとの尿検査でぼーっとしてるうちに用を足してしまいまして、そのあとどう頑張っても出なくなっちゃったんですよね(笑)
でもこの日は風邪が酷くて、病院から処方されたお薬を飲んで2日目。
自分の尿から薬のにおいがするくらい、強い薬を飲んでいたので、このまま提出してたら数値がおかしくなっていたかも。
そう思うと、体調が良いときに再提出できて良かったです。
オマケのおはなし
去年、台湾での会社の健康診断について「台湾企業の「健康診断」の実態は?福利厚生の一部を写真と共に覗いてみよう。」という記事を書きました。
法的には年齢によって1〜5年に一度で良いはずの健康診断ですが、去年から2年連続で毎年ありました。しかも本社に医者や看護師を呼んで、全社員の半日を使ってのことです。
従業員は300人近くいますので、このコストは相当なものでしょう。
ってことで今年は目に見えて「医者や看護師のレベル」が下がってました(笑)
特に面白かったのが、医者が見た目80才くらいのヨボヨボじいちゃんで、私風邪引いてたのに5秒くらいで「大丈夫そうだね」と言ったあと
「きみ、日本人かね?さくらももこが亡くなったが、そのあとは誰があの漫画を描いてるのか知っているかね?」と3回も聞かれたこと(爆笑)知るか!!!!
もう最初から最後までとにかく「さくらももこ推し」のじいちゃん。
私よりじいちゃん大丈夫かよ、、、?と思わずにはいられませんでした。
※せがまれて「ちびまるこちゃん」のスペルを書いたものの、聞きたいのはちびまるこちゃんではなく「さくらももこ」だったらしい。私の問診票は下敷き
あと、看護師不足でよく分からんボランティアスタッフのおばさんの多さ。
もちろん採血などは看護師さんがするのですが、ボランティアスタッフのおばさんのお節介さ(熱情ともいう)が半端ない。いや私の袖そんなにまくらなくていいから…痛いしさ?…自分で出来ますから…
驚いたのは、乳がん検診のときに診察台に寝転がったらおばちゃんに一気にシャツとブラを思いっきり捲られたことでしょうか。この人の立場って一体何なわけ?(爆笑)
この日は金曜日だったんで、もう朝から仕事モードではなくてイライラもしてなくて
とにかく1人で爆笑してました。(笑)
まとめ
毎年会社の健康診断のある7月がやってきて、去年の記事のリライトをしようかな〜と思っていたのですが
台湾生活5年目でも意外と分からない医療単語がたくさんあったので、何かの役に立つかなぁと思ってまとめてみました。
ほんとに「健康第一!」
体が元気じゃないと、心も元気になれませんし、働けないし、恋もできなきゃ、ご飯も食べられない!
海外に住んでいる方は、会社員じゃない限り定期的に「健康診断」に行く機会がないと思いますが、最低でも1〜2年に一度は人間ドックなど受けたほうが良いと思います。
台湾で働いている方は台湾で、日本円をもらっているフリーランスの方は、日本で受けるのをおすすめします。「健康保険証」を持っている国で受けないと治療を受けられないので。
それでは、また!
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