【台湾の馬偕醫院で出産】無痛分娩レポや費用など

出産・子育て

こんにちは〜。

先日台北の馬偕醫院にて出産を終えたばかりのryoです。

初めての出産、私にとっては超壮絶な体験だったのですが、お医者さんを含め周囲からは「安産だったね〜」などと言われたので(え、これで?)なるほど「お産の数だけドラマがある」「お産は命懸け」というのは本当だな、と実感しています。

今回台湾で出産するにあたり、日本語で書かれた台湾出産レポをたくさん参考にしたのですが(本当に本当に励みになりました…!)「台安醫院」や「禾馨婦產科」などの日本人や外国人が多く利用している病院での出産レポが多く、キリスト系の総合病院である「馬偕醫院」での日本語レポはひとつもなく、不安に感じていました…。

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小児科で有名な病院で台湾の方には産院としても人気があるのですが、若干設備が古く、外国人は少ない印象です。

2泊3日の入院を経て産後ケア施設(月子中心)に移り、体調もかなり回復して時間を持て余すようになってきたので、忘れないうちに色々と記録しておこうと思います。

今回は前半に台湾で私が選んだ出産方法や出産までの流れと費用について、後半では個人的な出産レポを載せていますので、興味のある方は最後まで読んでいただけたら嬉しいです…!

台湾での出産方法

妊娠が分かった時点で、夫やお医者さんから「予定帝王切開にする?それとも自然分娩にする?」と聞かれていたのですが、「予定帝王切開」という概念がなかったので、計画無痛分娩での自然分娩を選択しました。

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私の周りだけかもしれませんが、最近は「陣痛の痛みを味わずに麻酔が聞いている間にお腹を切るのほうが怖くない」と予定帝王切開を選択する台湾女性が増えているように思います(費用が自然分娩よりも掛かるので妊娠前に保険に入っておく人が多いと聞きました)。

最近日本でも増えてきた「計画無痛分娩」だと、大体32週以降くらいから入院日を決めて、麻酔を打ったあとに陣痛促進剤で陣痛を促し、痛みのない状態で子宮口が空いていくのを待つことが多いようです。

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「無痛分娩」なのだから痛みのない分娩を計画するのが普通だと思っていました

が、「馬偕醫院」では37週になっても「赤ちゃんが出てきたいと思ったときに(陣痛が来たときに)麻酔を打っても間に合うから。促進剤は出来れば使わないほうがいいからさ」と言われて中々入院日が決まらず、焦っていました。

最終的に38週のときに「いや、陣痛が先だと麻酔科医が打ちたい時間に不在だったりして間に合わなかったことが多いと聞きました。絶対に入院日を決めてください」と粘り倒して、39週と3日の日に入院できるよう手続きができました。

お産の流れ

お産の進み方には第一期から第三期まであるようです。

第一期:10分毎の陣痛が30〜90秒が始まり、子宮口が全開大になるまで。

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初産だと10〜12時間、経産婦だと4〜6時間くらいが平均だと言われているようです。初産の私の場合は、子宮口が開き始めるまでに丸1日ほど掛かり、開き始めてからは6時間くらいで全開大(10cm)になりました。この段階が一番辛かった

第二期:子宮口が全開大してから赤ちゃんが生まれるまで

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初産だと1〜2時間、経産婦だと0.5〜1時間くらいが平均のようです。私も大体1.5時間くらいでした。

第三期:赤ちゃんが出てから胎盤が出るまで(会陰切開の傷口を縫ったり産後の処置)

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平均5〜30分くらいだそうです。

私の場合は、麻酔が掛かっていたので力の入れ方が分からず、結構派手に裂傷してしまい、30分くらいかかりました。

参考:お産の進み方

出産にかかったすべての費用

今回台湾での出産に掛かった全ての費用は、2万8300元(約12万1,500円)でした。

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オプションめちゃくちゃたくさん付けたのにこの値段!

超安くて夫も驚いていました(笑)。

内訳

  • 急診診察代: 850元(約3,650円)
  • 急診診察代: 850元(約3,650円)
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計画無痛分娩の予定だったのですが、入院日の前におしるしと2回ほど陣痛らしき痛みがあり緊急病棟に行き、そのまま入院となりました

  • 分娩費用:15,500元(約6万6,650円)
  • 無痛麻酔:8,500元(約3万6,550円)
  • 痛み止め注射2回:1,000元(約4,300円)
  • 入院食(2日分):1600元(約7,000円)
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無痛分娩を希望していたのですが、予定していた入院前に陣痛がきたので麻酔科医の手が空いてなく、麻酔医を待つ間あまりにも痛かったので痛み止めの注射を打ってもらいました。

いや、無痛分娩と痛み止めの注射、3泊4日の入院と赤ちゃんの検査代含めてこの値段は安すぎる…!

それでいて、新北市からは出産費用が2万元もらえるので、ほぼ自腹の出産費用は発生しませんでした…!

※妊娠中の10ヶ月の検診費用や産後ケア施設の費用は含めていません

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台湾での出産体験レポ

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めっちゃ長くて個人的な感情溢れまくりのレポです…自分のために残しておくのでこの先は興味のある方だけ読んでいただけたら嬉しいです。

出産3日前(日曜日)38W4D

平日は家で仕事していることもありあまり運動できていないので、週末は街に繰り出して5〜10,000歩くらい歩くのが定番になっていた臨月。

<21:00>この日はお昼すぎから出かけて夜までいろんなところへ出歩いていて、1万歩くらい歩き、家に帰ってきたら、生理のときのようにジワッと何かが漏れた感じが。

いつも通りオリモノかなあ、と思って帰って確認すると、これまで見たことのない赤みの混ざった茶色っぽいものでシートが汚れており、「おお、これがおしるしか!」と気づく。

胎動はしっかり、痛いほどあるし、お腹は張ったり生理痛のような痛みも時々あるものの、規則的ではないのでとりあえず寝ることに。

出産2日前(月曜日)38W5D

<08:00>少しは眠れた時間もあったし、間隔も5〜30分ほどだったけれど、初めてのことなので「これは陣痛だ!」と思い、朝ごはんを食べてお風呂に入ってから夫と病院へ。

「入院日前に陣痛が来たら急患にかかってね」と言われていたので、急患に入る。少し前にコロナに掛かったばかりだったので、健康保険証アプリを見せたところPCR検査が免除になる。

<10:00>ここで初めて産科に入り「内診」を経験。膣から伸びた先にある子宮口まで手ごと指を突っ込んで子宮口の開きをみるというもので、予想外の痛みに痛くて泣き叫んでしまった。これをあと何十回やるんだろう、と思ったら怖くて弱気になる。むり、耐えられない…。

結局「子宮口全く開いてないです」と言われ「陣痛が3〜5分以内の規則的で、30秒以上続くようになってからまた来てください」と言われる。

いや、3〜5分感覚ってもう子宮口5cmくらい空いてるやつじゃん、麻酔間に合わないじゃん…と台湾人ブロガーが書いた馬偕の出産レポを読み漁る(中国語のレビューですら3件くらいしか見当たらない。不安)みんな私と同じ状況になって麻酔間に合ってなくて草。麻酔なしとか絶対嫌なんだが。

<12:00>家に帰ってからはなぜかそこまで痛みを感じず、午後から仕事もできた。が、夜になると痛みが本格的に。

<21:00>10分に一度、感覚的には5〜30以内で、生理痛どころではない痛みが襲い、全く眠っていられない。痛みが来ていない間にうとうとするものの、次の痛みで起きてしまう。痛みの波がきているときは、声が漏れてしまうほど痛い。

でもきっとこれでもまだ1cmも空いていないんだろうなあ、確かめるのも痛くて怖いから(内診イヤ)病院行きたくない。それにまだ6〜10分程度で、3〜5分の規則的な痛みではないし、どうせまた帰されるんだろうな…などと唸りながら次の日の朝を迎える。

出産前日(火曜日)38W6D

<06:50>ほとんど眠れずに朝を迎えるのも3日目。眠いのに緊張と痛みで眠気が来ない…早く出産を終えて深くゆっくり眠りたい…。

夫も眠れなかった様子で、時々起きてきては腰をさすってくれたり、頻繁に様子を見に来てくれていた(寝室が2階にあるのですが、後期は夜中に階段のぼり下りしてトイレに行くのが面倒で私がリビングで寝てました)。

それにしても良い旦那さんだ…(急に惚気)。この2日間、仕事を休んで付き添ってくれ、痛みを取り除こうと最大限に努力してくれる

出産に関わる全ての行政手続きと準備をしてくれて、この妊娠期間中というもの小さなものまで荷物は全部持ってくれるし、後期に入ってからは朝、昼、夜の食事の支度までしてくれている(涙)

私は本当に産むだけだ…生まれてくる息子も、同じようにお嫁さんに優しい男の子に育ってほしい

お母さんを大事にするお父さんを見たら、子供もお父さんのことが大好きになるんだろうなあ

頑張ろう。ここまで支えてくれる人がいるんだから産むだけだ。痛みに耐えるだけだ。世の中のお母さんはみんな経験してるんだ。私がやらなくて誰がやるんだ。

と思うのは痛みが引いている時間だけで、次の陣痛らしき痛みが来るともうしんどくてそんな気持ちも吹っ飛んでいる…。

<18:00> 痛いけれど、鼻からスイカを出す痛みではない気がする。まだ我慢ができる。深く深呼吸しながら体を温めたり、温かい何か(カイロとか、お湯を入れたペットボトルとか)で痛い場所を反対方向から押すと痛みが緩和される。

<19:30> さきほどの痛み逃しが効かなくなってきて話すのも辛くなってきた。見かねた夫がタクシーを呼んで病院へ。昨日行ったばかりなのに。入院日は明後日なのに。また帰されるのかなあ…。

<20:00>病院へ到着し、夫がなんとか今日から入院できるようとりあってくれた。よかった…内診(痛い)と浣腸のあと、血液検査をして「麻酔を打ちたくなったら言ってくださいね」と言われる(通知してから数時間後くらいに麻酔科医が来ると思っておいたほうが良いと言われた…なにそれ)。

痛みが引いているとき。まだ痛みのない時間があるので、余裕の表情。出産まで待機する部屋は2人部屋で、こんな感じでした。

<21:00> 膣に入れるタイプの促進剤が入る。見てないからどんな形か分からないけど、大きくてゴツゴツしていて入れるときも痛かった…。

また内診痛い…あんまり痛がるのでお医者さんもすごくゆっくりと丁寧にしてくれるようになった(最初からそうして)。慣れてきたけど、まだすごく痛くて叫んでしまう。

看護師さんが隣で「吸ーーーーーー哈氣ーーーーー(大きく吸ってーーーー吐いてーーーー)」と言ってくれるので合わせて呼吸をすると確かに少し楽になる気がする。

子宮口2cm(指1本分)…万を期して麻酔をお願いすると、「今麻酔科は赤ちゃんの手術現場にいるから数時間は無理ですね」と言われる(ハァ!?)絶望で涙が出そうになりながらも声を出しながら耐える。

出産日当日(水曜日)39W0D

<24:00> 痛くてお医者さんに八つ当たりして泣き叫ぶ。「痛いときに打てない麻酔って何なの?そんなことあっていいの?なんとかして!」とかなんとか言ってたらしい(お医者さん、ごめんなさい…)。

<1:00>お医者さんから「痛み止めの筋肉注射ならすぐに打てるから多少は痛みを取り除くことはできると思う。でも赤ちゃんに全く影響がないものではないから胎動も一緒にチェックしていくからね」と言われる。

「なんでもいいから打ってください」と懇願する(えっ)。1本目の痛み止め注射が入る。

痛み止めの注射も、最近打った注射や採血の中では上位に入るくらいの痛みだったような気がするけど(針が長い&入れている時間も長い)、陣痛のほうが痛くて気にならなかった。30分ほど経つと不思議なくらい痛みが遠のいて、スマホまで見れるようになる。

この注射は4時間おきにすぐに打つことができると聞いて安心する。2時間くらい眠る。

<4:00> 3時を過ぎたくらいからまた痛みがひどくなってきたので、4時を待ってすぐに2本目を注射。痛み止めが効いているときはまだ痛みは我慢できるし軽く眠ることもできる。さすがにあと4時間以内では麻酔科医が来てくれるだろう…もう8時間も待っているのだし…。

<8:00> 2本目の痛み止めが切れて痛い…でも看護師さんから麻酔科医の先生の手が空いて、今からこちらに向かってくれているから3本目の痛み止めはやめておきましょうか、と言われる。

「わかりました」と待つものの、全然来ない…。

<9:30麻酔科が来たらしい(記憶がない)。痛みがMAXで涙と汗でぐちゃぐちゃで息をすることさえ難しく、夫によれば内診に来たお医者さんを殴っていたらしい(お医者さん、2度目のごめんなさい…)。

来る来ると言いながら9時半くらいまで来なかったので痛みマックスで涙と汗でぐっちゃぐちゃのボロボロ。もう息をするのもまだらでどうしようも無い。触れられるだけでも痛いので夫も為す術なく立ち尽くしてただ涙を拭いてくれる…ああ、辛い…

<11:00記憶がないが麻酔入れる前にした内診では子宮口まだ3cm(約1.5本分)だったらしい。これだけ痛くて泣き叫んでまだ3.5cm …。

麻酔が効いてからは天国で人が変わったと言われる。眠れてない夫に声をかけるなど人を気遣う余裕も出てくる。家族にLINEを入れてから、久しぶりに2時間くらいたっぷり寝れて幸せな気持ち。

夫が寝ている椅子、硬くてかわいそう…

<14:30 昼寝から起きて内診。麻酔が効いているので痛くも痒くもなく快適な内診。なんと子宮口もうすぐMAX(10cm近い、指4.5本分)。

お医者さん「きっとリラックスして子宮口が柔らかくなったんですね」と言われてイラッとする(笑)。

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いやいや、それなら麻酔のデメリットないじゃん。これまで拷問に耐えてて子宮口1cmも開かなかったのは何だったの?痛ければ痛いほどお産が進むと言ったのはどこの誰だよ?あん?

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でも最初の膣に入れた促進剤(というより子宮口を柔らかくする薬)以外に、促進剤は打っていないので赤ちゃん自身が頑張って出てこようとしてくれたんだ…と思うとウルウルした

喉が異常に乾く。夫が買ってくれたカルピスをがぶ飲みする。

<16:30 子宮口全開に。麻酔の影響で熱が出ているので(38.5°くらい)早く産め、力めと言われる。え、子宮口が全開になったら吸引してスポーンって出てくるんじゃないの?

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早く産めって何なん?あ?

他人の出産レポはたくさん読んでたけど、出産の呼吸法とかいきみ方とか全く勉強してこなかったからなにをどうしたら良いのか分からない…。

でも麻酔ガンガン効いてるから陣痛の波が来る感覚もうっすらとしか分からない。が、看護師さんに教えてもらいつつ頑張っていきみ続ける。

看護師さんが夫に「1から9まで数えて、10でいきませて。髪の毛が見えてきたら教えて」と言ってどこかへ言ってしまう。

ryo
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いやいや、夫に確認させるってどんだけ?彼は看護師さんのしもべか?

これ緊急事態だからもうどうでも良いと感じるけど、恥ずかしくて絶対イヤって人いると思う

しかし「18時までに産む」とふたりでなんとか頑張り、子宮口全開から30分くらいでもう吸引しなくても出てこれるくらい頭が出てきて、分娩室に入る。

<17:15 もう見るもの全部みたのに何故かこのタイミングで外に出される夫(かわいそう…)。私だけ分娩室に入り、看護師さんと一緒に30分くらいいきむ。麻酔は効いているけど押される痛みとか、大きなものが挟まっているような、出したいような、痛みと苦しさ、気持ち悪さはちゃんと残っている。

そのあとお医者さん男性二人が登場し、ものすごい力でお腹を押されながら頭の血がはち切れそうになりながら全力でいきむことたぶん6回くらい。

<17:54> 息子爆生

ドュルンって出てきたってみんな言うけど私は麻酔が効いていたからかめっちゃ何かが出た!っていう感覚もあまりなかった。

すぐに元気な鳴き声を聞いて安心。本当に人間入ってた…。子宮口が全開になってから1時間半くらいで生まれてきた…早かったな…(と自分でも思ったけど周りにすごく言われた)。

本当に苦しんだ時間はたぶん、麻酔医を待っていた8〜9時半の1時間半くらいだったんじゃないかと思う。本当に麻酔には助けられた…。

現代医療の力、西洋医学の力ってすごい。

麻酔が間に合わなかった人、麻酔なしで産んだ人を本当に本当に尊敬する。腰がかち割れるほどに痛いのにその上で股を全開して子宮口からあんなに大きいもの出すとか無理じゃんか…「リラックスして〜」って出来るわけないしね。

出産を控える全女性に無痛分娩をオススメします。ハイ。

分娩後出血予防のための子宮マッサージ

<19:30> 麻酔で熱が39°近く出ていたので、私は赤ちゃんとは会えずにそのまま入院する部屋へ移動する(ストレッチャー?に載せられて麻酔きいてる中で爆睡)。夫が見せてくれた赤ちゃんの写真を見てなかった母性がいきなり溢れ出る(笑)。

頭に血がついていてグロいのでニット帽かぶってるのでは?とのこと(笑)。本当の本当に生まれたての写真。

起きてびっくり!顔全体の毛細血管が浮き出て真っ赤になってる…!血管がはち切れるほどイキんだと思ったけど本当に切れていたのか。これ治るんだろうか(3日くらいで治りました)。

産後2時間後には元気で家族にLINEなどで出産報告できるまでに。ただ麻酔をした影響で尿が出ないので夜に2度カテーテルで導尿を経験。もう麻酔は切れているので地味に痛い…。

出産翌日(木曜日)1D

朝お医者さんが傷口の確認に来て、傷口を塞いでいたガーゼをとったところ尿が出るようになった。よかった…!

まだお腹(子宮)と傷口が痛むけど、もう歩けるようになっていたので夫と一緒に入院している病院内を歩いたり写真を撮ったりする。回復が劇的に早い。

髪の毛洗えてなくて気持ち悪いけど元気!馬偕の入院服はピンクの花柄でサラサラしたコットン素材でした

馬偕の入院食、全く期待してなかったけどやっぱりイマイチ。1日800元(約3500円)で6食出てくる。


この食後デザートは好き

部屋は2人部屋だったけれど、退院日までずっと人が来なくてひとり(うちの家族だけ)で使えた。よくみると日当たりがよく意外と広々としていて居心地が良い。

夫はまたソファで寝ててかわいそう…でも前日よりは寝心地が良いとのこと

永遠にNHK見て寝てました。思う存分眠れて幸せ。

熱が引いてから1日経って、やっと赤ちゃんと対面。めちゃくちゃ可愛くて母性が溢れ出る。

最後に

妊娠中から、自分と同じ想いをして私を産んでくれた母親に対しては尊敬したり感謝する気持ちがすごく大きかったのですが、

今回の出産を経て、夫が私につきっきりで焦ったり涙しながらも懸命に働き、生まれた子の写真や動画を愛おしそうに撮っている様子を見て父になるのも大変なのだな、と改めて父親にも感謝の気持ちが持てたのがよかったです。

父は私が覚えているかぎり仕事人間で、今だに家庭とはかけ離れている人なので、妊娠中に「子供は〜〇〇」とか「親は〜〇〇」などメッセージをもらってもどこか冷たい目で見てしまっていたんです。

まあ30年前に日本で働いていた父親がどのくらい母の妊娠・出産に寄り添っていたのかは知る由もありませんがw 

私は確かに命懸けで体を痛めて頑張りましたが、子供も、夫も本当に頑張ってくれました。

台湾の病院や産後ケアでは「思いっきり旦那さんに甘えなさい!」「今はあなたの回復が1番!」などと言われてますが、もう十分すぎるくらい働いて私が何もやることがないくらい何もかもやってくれるので、「私は産んだのよ!」みたいな傲慢な態度で夫をこき使うのではなく、常に感謝して、体が回復したら家族のために体を酷使している夫にもゆっくり贅沢してもらいたいなと思っています。

最後に、参考にさせていただいた先輩ママさんのブログをご紹介して記事を終えたいと思います。

それでは、また〜。

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台湾北部・桃園での出産レポ

https://tsugidoko.com/givebirth-in-taiwan/

現在は日本の四国にある小豆島という離島に台湾人の旦那さんと2歳になる息子くんと3人で移住されて、台湾料理のカフェ経営をスタートされたスーちゃんさんの出産レポ。

産院と月子中心(産後ケア施設)がつながっていて清潔なのがめちゃくちゃ良いなと思いました!(私は産院は古かったので…)。

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