台湾のゴミの分別方法とリサイクル事情

サステナブル

こんにちは〜。

台湾在住のryoです。

ゴミの捨て方って、国によって違うのでどうしたら良いか悩みますよね。台湾のゴミ捨ての方法は、住む場所によって異なります。

管理人付きのマンションであれば、マンション構内にゴミ捨て場があり24時間いつでも、どんなゴミでも捨てることができます。古いアパートや一軒家の場合は、地域のゴミ捨てルールに従ってゴミを分別し、捨てる必要があります。

今回は、後者の「地域のゴミ捨てルールと捨て方」について紹介したいと思います。

台湾のゴミの捨て方

アパートや一軒家に住む場合、台湾では自分でゴミ捨てをする必要があります。

どうやって捨てるのかというと、住んでいる地区によって、週に3〜6回、1日に1〜2回来てくれるゴミ収集車に、自分でゴミを投げ入れるシステムです。

一応地区によって時間が決まっているのですが、ゴミ収集車が来るときには、独自の「音楽(代表的なのはエリーゼのために…)」が鳴るので、音が聞こえたら「ゴミ捨てなきゃ!」と外に出てゴミを捨てるスタイルです。捨てるゴミの分類は、以下のようにわかれています。

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友人ブロガーの前さんのブログでも、ゴミ出しの様子が紹介されています

台湾のゴミの分類

台湾のゴミは、大きく4つに分かれています。

一般ゴミ、資源ごみ、生ごみ、粗大ゴミです。

日本の分別と比べると、とてもシンプルですよね。燃えるゴミも燃えないゴミもなく、資源ゴミや生ごみ、粗大ゴミに当てはまらないものは全て「一般ゴミ」に分類されます。

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ゴミの分別は、日本がイレギュラーなくらい細かいのですが、海外だと大体この4つに分かれている気がします。

参考:垃圾分類表—–垃圾分三類

一般ゴミ

リサイクルすることができないゴミ(=資源ゴミに当たらないもの)、おむつ、ナプキン、ガム、厚い果物の皮、パイナップルの皮、卵の殻、ヘルメット、靴など。

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何が一般ゴミか迷う人は、これから紹介する資源ゴミや、生ごみが何に当たるのかを見てみてね

資源ゴミ

パッケージの外観にリサイクルマークの指標がついている容器や以下のゴミです。各ゴミは別々に分ける必要はなく「資源ゴミ」として混ぜて(まとめて)ひとつの袋で捨てることができます。

紙類(紙パック、紙袋、雑誌や書籍、コピーやファックスの紙、ラッピング用紙、お茶が入っている袋、付箋、カレンダー、新聞紙、手紙、サランラップの中の筒、電話簿、紙箱などなどあらゆる紙類)

金属類、金属容器(アルミ缶、缶詰、ペンキの缶、粉ミルクの缶、鉄鍋や殺虫剤など)

金属製品(鉄製の窓、机や椅子、鉄板、カゴ、運動器材、鉄格子、桶、流し台、水筒、お鍋、トイレ、調味料の缶など)

プラスチック類、プラスチック容器(ペットボトル、ヤクルト、飲料瓶、食用の油の瓶など、シャンプーやボディソープ、洗剤の入れ物など)

一般プラスチック(プラスチック容器、プラスチックの座椅子、アクリル、シリコン製のもの、プラスチック製のハンガーやおもちゃ、袋、CDなど)

ガラス瓶、化粧品の瓶、牛乳瓶、陶器

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専用ゴミ捨て場のあるマンションだと、「資源ごみ」と一括りではなく、細かく「プラスチック」とか「ガラス」とか分かれたゴミ箱が置かれているパターンが多いです(別ルートで回収しているのであらかじめ資源ゴミを分けてから回収しているのかも)。

衣類(トップス、パンツ、ジャケット)、女性用下着、スカーフ、帽子や手袋などは街中にある衣類回収ボックスにいれて、リサイクルに出すことができます。

生ごみ

生魚、食べ残し、麺類、肉類、魚や海老の殻など、乾かした状態で捨てること( 厚い果物の皮や大きな骨、硬い殻は一般ゴミとして捨ててください)。

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台湾では回収された生ごみは肥料と家畜(豚)の餌としてリサイクルされています。

参考:廚餘回收資訊

参考:廚餘去哪裡?|減少焚化爐負擔

粗大ゴミ

家具など大きなゴミは、粗大ゴミとして環境省に電話をして回収してもらう必要があります。基本的には無料で回収してもらえますが、あまりにも量が多い場合には数量や重さによって、各県で1〜2000元(4000〜8000円)程度の費用を納める場合があります。

参考:大型家具回收|環保局回收大型垃圾、廢棄家具清運費用總整理

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ゴミ捨て場つきのマンションだと、粗大ゴミも無料でその場に捨てられるので、管理費もかかりますがこの辺りもマンションに住むメリットだったりします。

最後に

最近出産をしてから、毎日尋常じゃない量のゴミを出しています。

特に子供のおむつ、それから授乳パット、おりものシート、おしりふきシート…などがすごくて。

毎日大きなゴミをまとめながら、この臭い大量のゴミは今自分の空間からは消えたけど、どこへ行くんだろう、なんてちょっとした罪悪感を覚えながら、生活しています。

でもこうやって記事にまとめてみて、ゴミがどうやってどこに回収されているかが分かったので、当たり前のことだけど、リサイクルできるものはリサイクルに回せるように、きちんと使い切って綺麗に洗ったり、食べ残しもできる限り減らそう、と改めて思ったのでした。

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無理のない範囲で、できるところからゴミを減らそう

それでは、また〜。

https://bulletin.dyu.edu.tw/file/F0656/32977.pdf https://bulletin.dyu.edu.tw/file/F0656/32977.pdf

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