どこで明暗を分けた?焼き餃子チェーン店「八方雲集」と「四海遊龍」の成長と衰退。※ニッチすぎる台湾ネタ

ローカルグルメ

「八方雲集」といえば、今や台湾で最大大手の餃子チェーン店。

台湾旅行に来たことがある方ならば、このロゴを一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

出典:八方雲集公式ホームページ

 

あれは、忘れもしない2014年頃。

(頃って正確な時期は忘れてる)

台湾国内中の店舗が一気に清潔感のあるデザインとなり

台湾を訪れる旅行客にも幅広く利用されるようになったのです。

 

一方で、うちの会社や私の住む街の近くにひっそりとある「四海遊龍

今では都心の台北市内ではほとんど見かけなくなってしまいましたが

実は、一昔前までは「焼き餃子チェーン店」の代名詞で

「八方雲集」よりも有名だったそうです。

 

今や飛ぶ鳥も落つ勢いの「八方雲集」と「四海遊龍」

二社の焼き餃子チェーン大手は、どこで明暗を分けたのか!?

今日はそんなニッチな話をしていきます。

(需要なさそー)

 

これから台湾の企業について書いてる記事を「#突撃!隣の台湾企業」というタグでまとめていきたいと思います。

ご興味ある方は、お付き合いください。笑

 

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まずは、八方雲集のプロフィール

出典:八方雲集公式ホームページ

創業は1998年。

台湾全国に900以上、香港に80、中国大陸に100店舗。

世界中に合計1,000以上の店舗を構えている、非上場企業。

香港進出は2008年、中国進出は2014年です。

「華人のいる場所には、八方雲集がある」とし、全世界で店舗数を増やし続けています。

(世界中に散らばる「華人」に憧れを持っているので、こう言われるとなんだかグッときます。笑)

 

2010年には食品安全管理システムHACCPを取得し

(簡単に言うと食べ物が安全に加工されてますよ〜っていう世界的なシステム)

SGS(これまた世界最大の試験機関・本社はスイス)の認定も受けているんだそうな。

wikipedia: 八方雲集

 

創業者とブランドポリシー

創業者の林家鈺は、貧しい家庭で育ったため

いつもお正月に母が準備してくれる水餃子を心待ちにしていたんだそうです。

水餃子の白くてプリッとした皮が沸騰したお湯の中から浮かんで来るときの高揚感を、

大人になってからもずっと忘れることがなかったんだって。

 

そして、貧しい環境から抜け出そう!という想いではじめたのが、かつてお母さんが作ってくれた「水餃子」を作って売ること。

 

そんな八方雲集のブランドポリシーは

「安全で新鮮、美味しくて安い食品を庶民料理として広め、社会に暖かさと幸せをもたらしたい」だそうです。

あーやばい、なんか泣きそう。笑

 

八方雲集のホームページとSNS対策

ちなみに、

↑創業者のコメントやブランドポリシーは全てホームページの中国語をゆるっと訳しただけです。

元々の中国語表現自体が、感情に訴える文章でうまいんですよ…

そして、ホームページはオシャレで高級感があります。

出典:八方雲集

SNSは、 FaceBookとInstagramを抑えており、特にインスタは素敵な写真がいっぱい。

マーケティングがちゃんとしてるわ…。

 

八方雲集のメニュー

定番の焼き餃子、水餃子、湯麺などになります。

焼き餃子、水餃子は1つ5.5元(18円)なのですが、

結構大きいので私が頼む時はいつも4~6つくらい。

+で25元(85円)のサンラータンを頼むと、ランチ代がたったの55元(200円)です。

それでも出来立てホカホカで美味しくって、大満足できます。

 

続いて、四海遊龍のプロフィール

さて、「八方雲集」のブランドポリシーがかなりステキだったのでプレッシャーのかかる「四海遊龍」ですが

 

早速プロフィールを見ていきましょう!

創業は、1993年。

四海遊龍のほうが5年程早く世に出ていますね。

台湾国内に211店舗、香港と中国大陸にも店舗を構えているようです。

(香港と中国の店舗情報は、HPやwikipediaにも見当たりません)

 

八方雲集と同じく上場はしていません。

 

創業者とブランドポリシー

1992年、選挙に落選して多額の借金を背負った李幸長が中和の市場で焼き餃子を売り始めたのがはじまり。

 

そのあと、1993年に四海遊龍食品股份有限公司として会社を創立したのち、陳武貂が共同経営者として参入しました。

しかし、その後2人は仲間割れ。

共同経営者の陳武貂が、傘下のブランド「鮮天下」を立ち上げるも、結局母体の経営がうまくいかず、李幸長が株主から追い出されます。

そんなこんなで、2006〜2017年頃まで裁判で色々争って実質「経営者不在」のような状況であったのではないかと思います。

ひとときは年商約80億円近く売り上げておきながら、ある意味スゴイな。

 

四海遊龍のホームページとSNS対策

もうホームページを見ただけで、

「八方雲集」と比べると圧倒的にセンスがない。苦笑

ホームページに全然動きがなくて、私でも作れる個人ブログのようです。

Facebookはあるけど、Instagramはモチロンなし!

 

四海遊龍のメニュー

メニューは同じように焼き餃子と水餃子が1つ5.5元(18円)〜です。

 

こちら私が食べた、いつかの夕食。

味は普通に悪く無いんですけどね、

廃れた場所にしか基本無いので店内があまり清潔じゃないです。

(台北しか行ったことないので一概には言えません)

でも上がこんな状態だと、管理も行き届かないし仕方ないのかもしれません。

 

何故「四海遊龍」は「八方雲集」に完全に負けたのか?

プロフィールからブランドポリシー、ホームページと店内の清潔さを見ると

比べるまでもなく「八方雲集」が優っていますよね。

 

1998年に創業してから今まで努力を怠らず、成長しているのがよくわかります。

 

台湾人の間でも「なぜ四海遊龍はボロ負けしたのか?」は、しょっちゅう話題になっています。

一文を紹介。

「今の四海游龍の味って、八方とは比べものにならないよね。
この前クラスメートと四海で酸辣麵を食べたんだけど、ぜんっぜん美味しくなかった!
なんか普通に外で売ってるやつのほうが美味しいと思ったし。
これだから四海はどんどんダメになっていくんだ、と思ったわ。」

【原文リンク】
現在四海游龍的味道根本不能和八方比
上次和同學去四海吃了ㄧ碗酸辣麵
完全不好吃啊!
一般外面麵攤賣的都比較好粗惹
難怪四海逐漸沒落

 

私は味はそこまで変わらないと思うけど、

やっぱり「管理の不届き」からくる

「良い立地を確保できない問題」と「清潔さ」「古めかしさ」が問題かなと思います。

「八方雲集」の社長がやり手っぽいし、今後も「八方雲集」の圧勝でしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「八方雲集」と「四海遊龍」がどこで明暗を分けたのか?という、

おそらく台湾在住者の中でも興味のある人は1~2人くらいしかいないであろう超ニッチなテーマを研究してみました。笑

(ヒマなの?)

 

へぇ〜おもしろかったな!と思っていただけたら喜びます。

 

それでは、たのしい旧正月を!

 

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