名古屋発・日本でも有名なコーヒーチェーン店の『コメダ珈琲』ですが、2018年2月に第一店舗目が台北にオープンして以来、2021年11月現在台湾国内に20もの店舗を拡大しています。
この記事では、台湾にあるコメダ珈琲のメニューや20店舗のうち、台北にある14つの店舗の様子などについてご紹介していきます〜。
コメダ珈琲とは?
出典:コメダ珈琲店
コメダ珈琲は、1968年に名古屋で創業した喫茶店。
「珈琲を大切にする心から」を信条に、喫茶文化の根強い名古屋を中心にくつろぎの場を提供しており、全世界に835もの店舗を持っています。
コメダ珈琲の本社である日本の「株式会社コメダホールディングス」は約300億円規模の東証一部上場企業です。
こんだけ日本企業が活躍してくれて、台湾にもいくつもの日系企業があると思うと、どうやっても台湾で生きていけそうな気がして本当にありがたいです。
日本の経済と企業よありがとう
台湾のコメダ珈琲はどう?
コメダ珈琲がはじめて台湾に進出したのは、2018年の2月。
それから経った3年半先の2021年11月時点で、コメダ珈琲は台湾国内に20もの店舗を持っています。
内訳は、台北に14店舗、桃園や林口などの北部に2店舗、台中に1店舗、台南に2店舗、高雄に1店舗ですが、人口密度や所得などを考えると、桃園や台中にはまだまだ店舗が増えそうだなと感じます。
日本の類似のチェーンカフェでは『上島珈琲』のほうが先に台湾に進出していたのですが、コメダ珈琲が大躍進して以降、2019年の10月から店舗は増えていないようです。
上島珈琲は、台湾国内には6店舗、そのすべてを台北に構えています。
出典:https://komeda.com.tw/store
出典:https://www.ueshima-coffee.com.tw/
台湾でコメダコーヒーが流行ってる理由
台湾のコメダコーヒーがものすごく流行っている理由なのですが、大きく2つあると思っています。
値段が安い
ひとつ目は、『モーニングの価格が安い』。
台湾のコメダコーヒーでは、名古屋のモーニング文化をそのまま継承し、朝11時まで「モーニングタイム」としてドリンクを頼むとトーストのセットが無料でついてくる『モーニングセット』を展開しています。
コメダ珈琲のドリンクは100〜150元(400〜600円)程度なので、日本で流行っているオシャレで清潔な朝ごはんやさんで100元で朝ごはんが食べられると思うと、台湾の物価としては決して高くないです。
台湾のモーニングセットは、こんな感じ。
写真:卵サンドイッチのBセットと、ウィンナー珈琲
写真:あんこペースト付のCセット
100元のアメリカンコーヒー
もちろん、コメダ珈琲のシンボルでもある『シロノワール』も台湾で食べることができます。
お値段は、150元(600円)で、なぜか日本よりも安いのですが、なんとなく日本で食べたものよりも小さいミニサイズな気がします。
個室風の席が多く、家族で寛げる
長くなりました。2つ目の理由は、プライベート空間が確保されていることです。
コメダコーヒーは、2人席でも個室のように囲まれた小さなソファ席を用意しているので、いつでも落ち着いた空間でモーニングを楽しむことができます。
台湾にはオープンな雰囲気のお店やカフェが多いのですが、台湾人は身近な人と他人の間にかなり線を引くのでこういう家族だけで固まれるスペースは人気が高いと思います。
台北にあるコメダ珈琲の店舗へ行ってみたよ〜
ここからは、私が行ってみた台北市内のコメダ珈琲の店舗の外観や内装、雰囲気などを写真でご紹介します。
まあどこも作りは同じなんですが、トイレだったり、雑誌などのアニメティ(と呼ぶのか?)だったり、店員さんの雰囲気などはやっぱり違っています。
【中山店】客美多咖啡 Komeda‘s Coffee
住所:10491台北市中山區中山北路二段24號
最寄駅:台北MRTレッドライン「中山」駅より徒歩6分程度
電話:02-2568-1017
営業時間:7時半〜21時(年中無休)
街の雰囲気もあるかもしれませんが、日当たりもよく一番好きな店舗。
日本の雑誌も置いてあるのでスマホをおいてゆっくり読めるし、トイレも店内にあり日本風の小さめなウォシュレットつきのTOTOお手洗いなので永遠に長居できます(やめて)。
【八德店】客美多咖啡 Komeda‘s Coffee
住所:台北市松山區八德路三段30號
最寄駅:台北MRTグリーンライン「小巨蛋」駅より徒歩10分程度
電話:02-25776606
営業時間:7時〜21時(年中無休)
お一人様席の多さが特徴的な店舗。
日本に比べるとおひとりさまが多くない台湾では(家族連れや友人とカフェが多い)作業や読書カフェとしても使えて重宝します。
【南京建国店】客美多咖啡 Komeda‘s Coffee
お一人様席が少なく、2人以上のソファ席が多い印象で、落ち着いた店内です。
お客さんの年齢層が高めです。店内は申し分ない清潔さなのですが、トイレが外の建物と共有になっていて私が行った2回中2回、とんでもない汚さだったので(たまたまかもしれないですが汚物流れてない率高すぎて死にそう)この店舗にはすすんではいかないようにしてます‥。
最後に
台湾にはコメダ珈琲のほかにも上島珈琲、星乃珈琲店など日本からきた喫茶店がたくさんあります。
日本人として、日本の企業が台湾にたくさん進出してくれるのはとっても嬉しいです。
Place In Taipeiの『台湾で食べる日本食』カテゴリーでは、日本から台湾に進出した飲食店などの情報もまとめていますので、気になる方はぜひこちらのカテゴリーも見ていただけたら嬉しいです。
台湾に住む日本の方にも、日本にお住まいの方にも楽しい情報をお届けできればいいなとも思っています。
それでは、また〜。
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