投資のことを何も知らない人が、まずやっておきたい3つのこと

お金・社会保障

こんにちは〜。

台湾在住のryoです。

私は23歳で大学を卒業してからほとんどすぐに台湾の会社で働きはじめました。

台湾ドルが主な収入源だったため、20代の頃は特に投資などせずに定期預金と為替交換のみでひたすら預金を貯め続けてきました(台湾は定期預金の金利も2%以下と日本では考えられないくらいによかったのです。どんどん低くなってはいますが)。

でも30歳になって、将来のことを考えたとき、日本にあるお金を運用しなきゃと思うようになりました。

『銀行にお金を置いておくだけじゃ損する』と分かってはいるものの、本を読んでみても、自分の置かれている環境ではどれが正解なのか分からない。

ただ何冊か本を読むなかで、とりあえずこれだけはやっておくべきじゃないか?と思える自分に見合った初心者向けの資産運用方法が見つかったので、今日はそれをシェアしてみたいと思います。

結論からいうと、日本で支払うべき税金がほとんどない海外在住者なら積立NISA(年40万まで)かNISA(年120万円まで)を、日本円の収入がある程度ある人は、以下の方法で運用方法するのが良いと思います。

ryo
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といっても本当に基本的なことばかりなので、もうやっている方が多いと思う

自分の将来プランと投資に使えるお金について考える

まず、自分の置かれた状況と将来必要になるお金について考えてみます。

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「お金がない!」と悲観するよりも、

「投資だ!ビットコインだ!FXだ!」と飛躍するよりも、まずは冷静に自分の状況について考えてみよう

自分の将来プラン

私の場合だと、日本語の不得意な台湾人配偶者がいて、おそらくこれからも台湾に住み続けることになる。

でも仕事は在宅で、日本と台湾を半分ずつ、もしくは1/3、2/3くらいで暮らしたいと思っている。

そんな生活を続けるには、最低月15万円は必要になる。

70歳まで月15万円程度の収入がキープできる(働く)として、90歳まで生きるとなると、15万円*12ヶ月*20年=70歳までに3,600万円の貯蓄ができれば、案外余裕を持って生きていけそう。

でも将来大きな病気になったり、予期せぬお金がかかることもあるだろうから、個人資産は余裕を持って4,000万円を目標としておこう。

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まあ人間いつ死ぬか分からないですが、こうやって考えてみると将来への漠然とした不安が無くなるのでおすすめ

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月15万円の内訳は、8〜10万円がかなり大きく見積もった生活費。

そのほかは年に2〜3回の帰郷費や冠婚葬祭、医療費、贅沢品などなどで、今の自分の生活レベル的には十分な金額だと思ってます。

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投資に使えるお金について考える

1ヶ月に使いたいお金が15万円なので、とりあえず6ヶ月分の生活費(100万円くらい)だけ預金に入れておき、そのほかは、投資に回せそうです(日本から台湾に海外送金するときに一括で100万円くらい入れたいので、この金額はキープしておきたい)。

『投資に回す』とはいっても、すぐに引き出せない投資(年金型)すぐに引き出せる投資(株式や債券など)があるので、月5万円をすぐに引き出せない投資に、月15万円をすぐに引き出せる投資に回し、月の合計は20万円、年間240万円くらいを投資に回せそうです。

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月20万円も投資に回せないよ…!と一瞬思うのですが、月20万円の出費ではなく、貯金からとりあえず1年かけて240万円を移行させていくだけです。掛金は1年経てば変更できるので、1年後にはまた掛け金を調整すると思います。

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もちろん最初からもっと少額から始めても良いと思います…!

初心者が投資を始める順番

将来必要なお金、月々の出費、投資に使えるお金が計算できたところで、早速資産運用をしていきたいと思います。

初心者が投資を始める上で私が、押さえておきたいと思う順番は、

  1. IDeco(国民年金&個人型確定拠出年金)
  2. 小規模企業共済
  3. NISA(つみたてNISA)

です。

派手な投資を数千円からしてみても、時々多少は儲かることがあっても、後には何も残らないと思います。いってみれば競馬やパチンコみたいな、ギャンブルと一緒ですね。

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まあ人によってどんな投資がベストかは異なるから、自分で勉強して、自分でどうするかを決めよう!

ちなみに1〜4までは順番に、節税対策に有利な順番になっています。

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詳しく紹介していきます

IDeco(国民年金&個人型確定拠出年金)

「IDeco」は個人型確定拠出年金といい、自分で退職後に年金を用意する制度です。

上限は国民年金と合わせて月6万8,000円までで、最低月5,000円から積み立てることができます。

メリットはやっぱり、掛金の全てが所得税控除の対象になることですよね‥。年間最大81万6,000円が控除の対象になるのはやっぱり大きいです。

ただ、私的にはiDecoにはデメリットもあって、満額で掛けるかはちょっと考え中です。

私的 iDecoの注意点

  • 任意の国民年金付与者は加入できないので、払い捨てになる可能性あり(つまり在外届を出して、住民票を抜いている海外勢は国民年金を任意で支払っていても加入できないので、今後住民票を抜くことができなくなる)2022年5月のiDeco改正で、任意の国民年金加入者もiDecoに参加できるようになるそうです。なのでこのデメリットは無くなりました。
  • 国民年金を免除している人は加入できない(所得をめっちゃ低く抑えるように見せて国民年金を免除している勢も加入できない)
  • 60歳まで下ろせない(ので月々の支払額は収入に見合った額にすべし。1年に一度金額を変更できます。)
  • さらに一番恐ろしいのが、このiDecoには元々、積立金に対し 特別法人税課税が(1.173%)も掛かるようになっていて(今は2022年4月まで課税は停止されてます)そうなると、iDecoの運用は手数料やインフレリスクなど考えると3%以上年間の利益を出さないと、税金控除以外のメリットが全然ないということになります。まあ課税はいつまでも延長されるかもしれないし、増えるかもしれないし、そこはわかりませんが、60歳までおろせないのでどうなるか分からないなんてリスキー。

とはいえ、日本円での収入があり、日本で支払うべき税金が合う人は税金控除のためにはやっておくのがいいと思います。

年間の所得税や住民税を合わせて81万6000円以上払っている人は、満額の6万8000円でiDeco使っても良いんじゃないかと。

始め方も簡単です。

証券口座を開き、元本確保型か元本変動型で商品と金額を選ぶだけ。個人的には運営手数料ゼロなSBI証券、楽天、松井証券のiDeCoがおすすめ。楽天銀行口座やカードを持っている人は楽天の証券口座を作るのが一番楽かも。

ryo
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海外勢はiDecoちょっと悩むけどね

出典:iDeCo

出典:厚生労働省(DC限度額)

小規模企業共済

iDecoの次にやっておきたいのが『小規模企業共済』。

これは日本で開業届を提出した『個人事業主』しか加入できないものですが、個人事業者が自分で退職金を用意しておく制度です。月1000〜7万円の掛金がかけられて、廃業届を出したとき又は、60歳を超えたときから支給が可能(廃業届はいつでも出せるので、いつでも引き出せるとも言える)。

小規模企業共済は、利回りが1〜1.5%。

IDECOやNISAと違い、銘柄や商品の勉強をしなくても定期預金のように預けておくだけで資産が1〜1.5%増える商品は、日本の金融機関にはどこにもないです。

個人事業主ならやらないと本当に損!

しかも小規模共済の掛金は、全額所得税控除の対象になるので、かなりの節税になります。

ただ加入期間が20年未満だと元割れのリスクがあるのでそこだけ注意が必要です。

中小機構のホームページから申し込みの申請ができます。

中小機構とは、経済産業省が所管で、国の中小企業政策の実施機関として、起業・創業期から成長期、成熟期に至るまで、企業の成長ステージに合わせた幅広い支援メニューを提供しています。地域の自治体や支援機関、国内外の他の政府系機関と連携しながら中小企業の成長をサポートしています。

引用:中小機構とは

出典:小規模企業共済の2つの税金メリットと利回りのメリットについて

出典:起業家・個人事業主必見!知らなきゃ損する小規模企業共済制度

NISA(つみたてNISA)

NISAは日本政府の金融庁が2014年にスタートさせた非課税の少額投資の制度です。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や(キャピタルゲイン)受け取った配当(インカムゲイン)に対して約20%の税金がかかります。

これに対して証券会社に「NISA口座(非課税口座)」を作ると、毎年120万円(限度額)の範囲内で購入したこれらの利益が『非課税=税金がかからなくなる』になる仕組みです。

2014年から試験的にスタートし、新規投資の期限は2023年までと決められています。

NISAは『一般NISA(毎年120万円まで)』『積立NISA(年間40万円までのさらに少額投資)』『ジュニアNISA』の3種類があって、それぞれ期限が異なるので注意したいところ。

毎月100円からでも投資できて、いつでも引き出せるので、とにかく投資への敷居が低く、今すぐにでも始めるべき投資です。

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原則は日本居住者のみと規定があるので、やるかやらないかは、あなた次第…(グレー)

私は2021年以降、日本と台湾の社会に半分ずつ身を置きたいと考えているので、前回帰国時に諸々手続きをし、今は両国の社会保障費や税金を納めています。

始め方はこれまたiDecoと同じで、自分のお好みの(私的にはSBIか楽天か松井証券
がいい気がする)証券口座を開き、NISA口座を開設し、掛金と購入する商品を決めます。

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何を買えばいいか分からなくても大丈夫!

「◯万円までならこんなバランスで購入するのがいい」という本がたくさん出ているので、はじめは少なめの元本で、バランスよくはじめてみよう。

まとめ

というわけで、節税順にこの3つの箱を埋めていくと、上限が

  • IDECO&国民年金(月6万8,000円/年間81万6,000円)
  • 小規模企業共済(月7万円/年間84万円)
  • NISA(月12万円/年間144万円)

年間で309万6,000円になります。

この金額以上を毎年余裕で投資できる!という方は、さらに多くの、お金がお金を生む投資にのめり込んでいったらいいんじゃないかと思います。

私はとりあえずは、NISAの様子をみつつ、日本と台湾の社会の勉強、お金の勉強をゆっくり続けていきたいなあ…と思います。

お金・社会保障
「お金・社会保障」の記事一覧です。

ほかにも、主に海外在住や個人事業主(フリーランス)のお金や社会保障についてこちらのカテゴリーでまとめていますので、興味のある方はぜひ見てみてください〜。

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あくまで、自分の経験した範囲でしか語れていないですが…(汗)

iDecoやNISAについてはかなりサラっと書きすぎたので、実際の銘柄や購入方法、年間の運用率などもう少し詳しいことも改めて書いていこうと思います。

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この3つの投資(と呼べるのか微妙だけど)にたどり着くのに大いに参考になった書籍は以下の5つです。今思えばこの順番に読むと、めちゃくちゃわかりやすい!

とてもライトなので最初に読むとわかりやすい。フリーランスや日本円の貯金があったり、日本円で多少の収入を得ている人におすすめ。

その次に内容を復習するつもりで読んだのはフリーランス界隈でも話題になっていたこの本。『マンガ 自営業の老後』とほとんど同じことが書かれていたけど、税理士さんが書いているだけあってさらに詳しいです。

必要な社会保障について勉強したところで、次は投資の種類についてこの本で学びます。ざっくりとしたやり方しか書いてないので、投資の入門書としておすすめ。

自分がどの種類の投資をしたいか分かったあとに読む本。NISAやiDecoの運用方法についてわかりやすく書かれているので、ここまで読むと口座を作って商品を買うところまで進められます。

そのあと、投資のバリエーションを増やす目的で読む本。

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今紹介した5冊の本のうち、4冊はkindle unlimitedで読み放題だった本です。

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kindle unlimitedがあると海外生活でも、日々の娯楽が増えてコロナ禍も楽しいので、興味のある人はぜひ。

それでは、また〜。

 

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コメント

  1. expat より:

    2022年5月から、海外在住者でも、国民年金に任意加入していればIDeCoにも加入できるよう、制度が変更されるようです。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/ceb12ec0e4a904f80f420fcdf7e0bb68e2f56d15

    • ryoryo より:

      そうなんですよね!私も最近知りました(汗)
      ただ日本円の収入があり所得税や住民税があるのであればiDecoにはメリットがあると思うんですが、老後の資金や投資効果を考えると、現地採用の海外在住者にはあまりメリットないと思ってます…(特に今後特別法人税が本当に追加されたら全く利益でずに60まで国にお金収めるだけって感じがします…)。