こんにちは!
このブログは、2018年11月現在毎月2万程度PV(アクセス数)がありますがそのうち6割が「グーグル、ヤフー」などの検索から見に来てくださった「新規」の読者さんになっています。
初めての方のために、もう一度軽く自己紹介をさせていただきます。
ryo
【個人的なプロフィール】
90年生まれ / 日中英語話します / 新卒海外→台湾企業で管理職 / ビールと粉物、ビタミンカラーが好き/生まれてから21才まで東京の実家で暮らしていました。
詳しくは詳細プロフィールをご覧頂けると幸いです。
【このブログ:Place In Taipeiについて】
新卒で台湾企業に入社し、台湾へ引っ越してきた私が送る快適な台北生活の紹介(衣食住)、海外就職のお話、月1程度で行く海外旅行のお話、語学学習方法などをメインに更新しているブログです。
今後台湾国内だけに留まる予定は無いので、今「台北生活」として書いているものを小カテゴリーとし、「アジアでの生活」を届けるブログにしていきたいな〜と考えています。
シリーズ:「台湾の企業で働くここがおもしろい」について
さて、今日はブログネタにふと、「台湾の企業で働くのってここがおもしろいな〜」を書いてみようと思ったのですが
あまりにもネタが多すぎて1つの記事にまとめることが出来なさそうなので
シリーズとして書いてみることにしました。
私は新卒で台湾企業に入社してから満4年、今年で5年目になります。
色んなことに慣れすぎて、「エエエ!?」と感じることはあまりなくなってきたのですが
働きながら感じた「おもしろいこと」を5つくらいの記事にまとめられたら良いなと思います。
私と同じような状況で働いている日本人の友達もいるので、彼らにも話を聞きながら幾つか記事にしてみる予定です。
今日は、第一回目「台湾企業で働くここが面白い〜①食料支給編」を書いてみます。
「台湾企業で働くここが面白い〜①食料支給編」
私は毎月の支出入をマネーフォワードで記録しているのですが
台湾で生活する中で「食費」として使っているお金がとても少ないことに気付いたんです。
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たまに自炊をしたり、ローカルグルメを楽しんでいるからというのもありますが、それにしても安い。
大体気候だって年中「夏」だから衣替えがほとんどなく、新しい服を買うことだってあまりないし。
毎月主に家賃くらいしかお金を使っていないんじゃないかと。
それで、なぜこんなにも「食費」が安いのか、を考えたら思い当たることが色々とありました。
お弁当を支給してくれる台湾企業
全ての台湾企業がそうであるとは限りませんが、
私が働く台湾の会社では、午前中の会議が午後まで伸びると
必ず管理部がお弁当を用意してくれます。
しかも、これが結構美味しくて感動。
例)とあるQ3売り上げ報告会議時に支給されたお弁当
これはホカホカですごく美味しかった。
基本支給されるお弁当は暖かくて、お味噌汁などの汁物がついています。
「7時半以降まで残業をする」場合は、会社が提携しているお弁当屋さん3社の中から好きなお弁当を選ぶことが出来ます。
提携しているお弁当屋さん
・日本食(定食メニューなどあり)
・台湾料理
・台湾料理
どのお店も、普通にランチで利用すると〜100元で食べられる上にそこそこ清潔でお気に入りのお店なのですが
残業中に注文したお弁当に関しては、会社が80元まで毎月何度でも負担してくれます。
(80元で食べられないメニューがほとんどない)
毎月残業でお弁当を頼むのは、3〜4回くらいかなと思います。
でも定時で帰るスタッフが多いので、実際に頼んでいるのは数人くらいかな。
行事ごとに「スーパーの金券」を支給してくれる台湾企業
台湾では、旧暦に合わせて様々な節句があるのですが
この節句ごとに「ボーナス」として
私が勤める会社では「スーパーの金券」が配られます。
年数によって、もらえる金券の額は異なりますが
入社5年目の私は毎回「2000元(7600円)分」の金券を受け取っています。
会社によっては、ボーナスとして「現金支給」されるところもあるようなので
台湾ではだいたい年に3回ボーナスが出ます。
*旧正月
*端午節
*中秋節で、今月末は中秋節の祝日があるから、今月ボーナスいえーい🍾🍾🍾
私はもう使い道は決まってるよ😆
歯買うねん、歯😆
2万元のたっかい歯の被せ物😆泣きたい。
— Coco@台湾 (@cocointw) 2018年9月6日
それと比べるとうちの会社は「ケチ」と言えるかもしれません。笑
中秋節や端午の節句に2万元も貰えるなんて・・・いい会社だなあ。
例)カルフールかピクサーマートの金券であることが多い。
1ヶ月にスーパーで使う食費が約2000元程度なので
ほとんど自腹を切って払うことがありません。
↑この写真のカルフールポイントカードには、
金券分の金額をデポジットすることが出来るのですが、なぜか一回のお会計に一枚の金券分しかデポジットすることができない。笑
何度聞いても4枚(500元x4枚=2000元分)一緒に出来ませんって言われるんだけど
なんでだよ・・・と毎回イライラしてます。笑
1回ずつしかデポジットできないならこんなカード持ち歩く意味ないし。笑
会食のあと上司が「テイクアウト」して渡してくる
私は営業なので、月に何度か日本やその他の国からお客さんが来て接待するのですが
お客さんを連れていくお店って、高級店が多いんですよね。
とびきり美味しい台湾料理のお店とか、中華料理とか、はたまた日本食だったり、諸々。
もちろん全て会社の経費で落ちるのですが、
お酒ばかり飲んで食事には結局ほとんど手をつけなかった、みたいなことが多く
帰り際に上司や社長が店員に頼んでお持ち帰りをお願いし
1番小さい(若い)私が恩恵を受けて持って帰るという構図ができています。笑
最初の頃は、ありがた迷惑だ!と思っていたけれど
今は「お。このチキンスープ明日の夜ご飯にしよ〜。5000元もするスープだよ。ラッキー」とか思ってありがたく受け取っています。笑
その他会社から支給されるもの
私が勤める会社の社長の奥さんは、不遇な境遇の人を放っておけない慈愛に満ちた素晴らしい方です。
色んな社会活動に参加しているようで、
障害者の方が社会進出、貢献を目的として作られた「手作りXXX」のようなものを大量に買っては従業員に配っています。
最近だと、夢想饅頭という饅頭を1人に12個セット配っていました。
社長の奥さんが目に涙を溜めながら話してくれたのを引用すると、
交通事故で頭の半分を失ってしまい、奇跡的に命をとりとめたものの、事故のせいで彼女からもフラれた息子を立ち直らせたい!と思った父親が
饅頭(台湾の伝統的な朝ごはん・おまんじゅう)を息子と一緒に習い
この心を込めて作った饅頭はとっても美味しかったため台湾国内でバカ売れし、息子は生きる気力を取り戻したっていうストーリーのある饅頭屋です。
冗談ではなくここの饅頭は、私も今まで食べた中で1番美味しかったので
もし機会があれば、注文してみてください。
(難易度高いので在住者向けの情報になってしまいますが)
彼らのストーリーはここから見れます。
※ショッキングな画像もあるので苦手な方は見ないほうが良いかも。(事故で頭がかけてる画像が載ってます)
色んなおばちゃんがとにかく世話焼きで色んなものを分けてくれる
会社から支給されるもの以外に、とにかく世話焼きなおばちゃんが会社にはたくさんいます。笑
私は、「娘のような年齢の外国人が、外国で一人暮らしをして頑張っている」と会社のおじちゃんおばちゃんに認定されているので
それはもう毎日のように色んなものをいただきます。笑
週末に作ったプリンとか、おばちゃんの実家(南部)で育てている筍とか、作りすぎたお弁当とか、写真に収めきれないほどたくさん。笑
昔は、「何この手作り感満載のおかず・・・食べられない・・」と思っていたのですが
今は、外国にも家族ができたようで本当にありがたく頂いています。
皆、暖かいですよね。
こんな風に暖かく受け入れてくれるなんて、ちょっと涙が出そうです。笑
まとめ
今回は、「台湾企業で働くここがおもしろい!」シリーズの初回として「〜食料支給編〜」を記事にまとめてみました。
台湾では、中小企業では特に「従業員は家族」という意識を持っている社長が多いと感じます。
また、私の生活費の中で「食費」への出費が少ないのは
台湾の会社と、優しい人たちに助けられているからだと今日改めて気付くことが出来ました。
「TAKE(もらう)」ばかりではなく、私も誰かに何かを「GIVE(与える)」し、
誰かのためになることをしたいと思いました。
最後に食べきれないフルーツの写真で〆たいと思います。
中秋節に文旦を7個ももらいました。
カットするのが面倒臭くて置きっ放しだったけど、やっと最後の1個に。(11月3日現在)
バスの運転手から定期的にもらうオレンジ。
何か見返りを求められていたらどうしよう、
と困っていた時期もあったのですが
いつのまにかそんな不安も消えました。
(どうでもよくなった。笑)
もらえるものはもらっておく〜。
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