このカテゴリーでは、私が台湾で訪れたおいしいヴィーガンカフェ・レストランの情報をまとめています。
「ヴィーガン(vegan)」ってなに?ベジタリアンとの違いは?
「ヴィーガン」とは、動物性食品を一切摂取しない=完全菜食主義のこと。
これに対して「ベジタリアン」は、「植物性食品中心の食生活を心がけている人」のことで、卵は食べる人がいたり、牛乳は飲むという人がいたりと様々です。
最近では、ベジタリアンでも食事に対して柔軟な選択ができる「フレキリタリアン」という考え方もあるようで、都合の良い言葉ですが私もこれに当たるのかも…。
ヴィーガン(完全菜食主義)が近年増えているのには、人によって様々な理由があるようです。
①動物愛護
私たち、犬猫は食べないけど、犬よりも賢い豚を平気で食べるのはなんでだろう。牛の赤ちゃんが飲むための「母乳(牛乳)」を毎日決まった量飲むのはなぜ?
②環境保護
ハンバーガーひとつ分の牛肉を作るためにどれだけの水と土が汚染されているか…。ググったらすぐ出ています。
③宗教的理由
「肉」を扱う仕事や「食べること」がNGの宗教も世界中にはたくさんあるよね。
④健康的理由
お肉は消化が悪いので、お野菜中心に食べたほうが圧倒的に体に良いのだとか。私も胃腸が弱いので、お肉をたくさん食べた次の日は本当に体調が悪くなります(下痢も…)。
ヴィーガンと聞くと、欧米リスペクトマンで意識高い系かつ動物愛護への関心が強いばかりに他人に攻撃的というイメージがありますが(私が勝手に思ってました)、最近は食生活の選択肢のひとつとして自然に取り入れられています。
サラダばっかり食べなくても、ソイミートやベジミートが、鶏モモ肉やひき肉の代わりに十分なります。
出典:地球に住めなくなる日
台湾のヴィーガン人口は総人口の約10%
ちなみに、台湾は仏教を重んじる国なので昔から宗教上の理由でヴィーガン・ベジタリアンが多く、今は上であげた①や②、④の理由などもあって、若い人たちにとっても「ヴィーガン料理」が普通に食事をする上でのひとつの選択肢になっています。
台湾のベジタリアン人口は、約200万人といわれていて、これは人口の1割にあたります(台湾の人口は2300万人)。
だから、人の手で工夫されたヴィーガン料理が本当にたくさん手に入って、中華から西欧料理、日本の定食風のヴィーガン料理までいろんな種類があるんです!
出典:ベジタリアン天国台湾
人如其食(たべることは、自分をつくること)
20代の頃は、食べ物にあまり関心がなかったのですが、最近になって口にするもの(食べ物)のことをよく考えるようになりました。
「人如其食」という中国語。英語では「we are what we eat」。
直訳すると、あなた自身はあなたが食べたもので作られているという意味で、中国語や英語ではよく使われているのを目にします。
いろんな添加物がアレコレ入っていないことも大事だけど、その食べ物や食材が作られている「背景」についても、ちょっとずつ考えたいなあと思う30才の今日この頃。
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それでは、ぜひ台湾(台北)のおいしいヴィーガン料理のお店を探してみてください〜。